今日も1日よく頑張った自分へのご褒美に、美味しいお酒を味わう夜も乙なものです。美味しいお酒を飲んでほろ酔い気分のおうち時間は、何にも代えがたい至福の時間ですよね。
今回は、数あるお酒の中でもリラックスタイムにおすすめしたい日本酒を10本紹介します。日本酒の選び方についても詳しく解説します。
日本酒は美味しいだけでなく、美容効果や健康効果も注目されています。美味しく飲んで、素敵なおうち時間を手に入れましょう!
更新情報
・「日本酒のおすすめ10商品|おうちでプチ贅沢が楽しめるお酒をプロが厳選」を公開しました。:2024年3月25日(月)
・よりわかりやすく伝えるために、図解を制作し挿入しました。:2024年4月19日(金)
・各商品に「商品の基本情報」を追加しました。:2024年6月14日(金)
日本酒の健康効果
日本酒には、ビタミンやミネラル、アミノ酸など120種類以上もの栄養成分が含まれています。中でも、肌の天然保湿成分の半分以上を占めるアミノ酸の含有量は、他のお酒よりも圧倒的に高いことが分かっています。また日本酒特有のコウジ酸は、細胞内のメラニン色素生成を抑える効果を期待できることから美容面でも注目が集まっています。
日本酒は太りやすいというイメージもありますが、他のお酒に比べて日本酒だけが高カロリーということはありません。温めて飲めば血の流れを良くし、和らぎ水と一緒に飲むことで体の水分不足を防ぎ、むくみの予防につながります。
日本酒はお米からできているから高カロリーで太りやすいと思っていましたが、適量を飲めば美容や健康効果があるんですね!
日本酒の種類と合うおつまみ
日本酒のタイプを知ると、合わせるおつまみも選びやすくなります。
爽快な「爽酒タイプ(本醸造・生酒など)」は、食中酒として万能です。合わせるおつまみを選びません。
香り高い「薫酒タイプ(吟醸系)」は、柑橘やハーブを効かせた料理と相性抜群です。レモンを添えたカルパッチョや白身魚の香草焼きといった、あっさりとした味付けの料理がおすすめです。
コクのある「醇酒タイプ(純米・生酛系)」は、味が濃く風味の強い料理と調和します。ハンバーグやすき焼きといった、こってりとした味付けの料理にマッチします。
複雑で重厚感のある「熟酒タイプ(古酒・長期貯蔵)」は、ドライフルーツやチーズ等によく合います。
ぜひ、おつまみ選びの参考にしてください。
普段日本酒をあまり飲まないので、勝手なイメージで日本酒には”たこわさ”や塩辛のような珍味が合うのだと思っていました。日本酒のタイプによっては洋風な食事にも合いそうですね!
日本酒の選び方
日本酒を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
1.好きなタイプから選ぶ
日本酒選びは、自分がどのタイプの日本酒が好きなのかを知るところから始まります。
軽快でシンプルな香りが特徴で、「すっきり」「淡麗」と表される日本酒が好みなら「爽酒タイプ」がおすすめです。「本醸造酒」「普通酒」など、日本で最も多く流通しているタイプです。
華やかでフルーティーな香りが好みなら「薫酒タイプ」がおすすめです。「吟醸香」をもっとも楽しめるタイプにより、ラベルに「吟醸」「大吟醸」「純米吟醸」「純米大吟醸」と記載された日本酒を選ぶとよいでしょう。
ふくよかな香りと旨み、コクを楽しみたいなら「醇酒タイプ」がおすすめです。米と米麹、水のみでつくった「純米酒」「特別純米酒」のほか、昔ながらの製法でつくった「生酛」「山廃酛」もこのタイプです。
深い香味と重厚感のある味わいが好みなら「熟酒タイプ」を試してみるとよいでしょう。長期熟成された「古酒」「熟成酒」は、日本酒の概念がガラリと変わるような奥深く濃厚な味わいを堪能できます。
2.味の好み(甘口・辛口)で選ぶ
日本酒の甘口・辛口を知るには「日本酒度」をチェックしましょう。0を起点としてプラスの数値が高くなる程辛口になり、マイナスの数値が高くなる程甘口になります。
必ずしも数値通りに味を感じるわけではありませんが、日本酒における味の目安として覚えておいて損はありません。
3.産地で選ぶ
日本酒は、蔵元がある土地の米と水を原料にしてつくられているものがあります。米と水は気候風土によって特徴が異なるため、地域ごとに日本酒の味わいにも変化が生まれます。地域の料理とお酒を合わせるのがフードペアリングの基本とされているのも、同じ風土で育ったものは相性がよいとされているからです。
思い出の地、訪れてみたい土地の日本酒を飲んで、その土地に思いを馳せるのも日本酒の楽しみ方の1つです。
4.限定酒を選ぶ
春には春限定の日本酒があり、夏には夏限定の日本酒があります。その時期にしか飲めない日本酒を楽しめるのは、四季のある日本ならではの楽しみ方です。
季節限定の日本酒を飲めば、いつもよりちょっとだけ特別な気分になれるでしょう。
5.直感で選ぶ
一目見て「好き!」と思える日本酒との出会いは、絶対に逃してはいけません。
おしゃれで可愛らしいラベルや、インパクトのあるボトルデザインを採用した日本酒はたくさんあります。一目惚れやパケ買いから始まる出会いが、日本酒を楽しむ世界を広げてくれます。時にはあれこれ考えず、直感を信じてみるのもおすすめです!
好きな味で選ぶのは基本の選び方だと思いますが、それ以外にも色々な選び方があるのは驚きです。あまりお酒に詳しくない私は「限定」とかパッケージが洗練されているなど、表面的なことで選んでしまいそうですが、それもまた思っても見ない日本酒との出会いにつながるかもしれませんね。
日本酒のおすすめ10商品
ここからは利き酒師である筆者がおすすめの日本酒10商品を紹介します。おうち時間をもっとごきげんに過ごせる商品を厳選したので、ぜひ参考にしてください。
諸橋酒造株式会社
越乃景虎 特別本醸造 名水仕込
専門家が選ぶおすすめポイント
「杜々の森湧水」で仕込んだ名水仕込
新潟県の銘酒 越乃景虎 特別本醸造 名水仕込は蔵に湧く軟水と、全国名水百選の1つ「杜々の森」の湧水で仕込まれています。2つの仕込み水はいずれも軟水で、澄みわたった口当たりの酒づくりに貢献しています。辛口でありながらすっきりと飲みやすく、日本酒になじみがない方も美味しくいただけます。
毎日飲んでも飲み飽きない上品な味わい
口に運んだ瞬間、爽やかな吟醸香がほのかに香ります。透明感があり、引き込まれるような優しい口当たりです。上品な味わいとキレのある後味は、毎日飲んでも飲み飽きることがありません。
どんなおつまみにも合わせやすいのも、爽酒である越乃景虎 特別本醸造 名水仕込の特徴です。1日の疲れを癒す定番として重宝する日本酒です。
ごきげんポイント
どんな夕食にも合い、普段の晩酌に使えそうな飲みやすいお酒ですね。
商品の基本情報
ブランド名:越乃景虎(こしのかげとら)
商品名:名水仕込 大吟醸
造り:大吟醸
原料米:越淡麗
精米歩合:38%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アルコール度数:16.0度
地域:新潟県
商品の詳細情報
株式会社齋彌酒造店
雪の茅舎 純米吟醸
専門家が選ぶおすすめポイント
酒蔵としては日本で初のオーガニック認定
「お酒は人ではなく、微生物が醸す」という考え方に基づき、薬品を使った蔵内殺菌を行わない齋彌酒造店は、日本酒蔵として日本初のオーガニック認証を受けています。
日々の清掃を徹底し、微生物の環境を大切にする姿勢は一貫していて、微生物によりゆっくりと醸されたお酒は安定的に高い評価を得ています。
フルーティーな香りと、すっきりした甘み
雪の茅舎 純米吟醸の薫酒らしい華やかでフルーティーな香りは、どこかマスカットやリンゴを彷彿とさせます。ややとろみがあり、フレッシュな甘みとほのかな酸味が特徴です。それでいて後味はすっきりとしている、香りと味のバランスに優れた一本です。
日本酒初心者から玄人まで、満足度の高い日本酒をお探しの方におすすめです。
ごきげんポイント
幅広い層の人に親しまれる日本酒です。オーガニック認定の日本酒なので、自然志向の方におすすめ。
商品の基本情報
ブランド名:雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)
商品名:雪の茅舎 純米吟醸
造り:純米吟醸
原料米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+2
酸度:1.5
アルコール度数:16-17%
地域:秋田県
商品の詳細情報
大七酒造株式会社
大七 純米生酛
専門家が選ぶおすすめポイント
「地酒大SHOW」殿堂入り
大七 純米生酛は、トップクラスの利き酒師が特定のテーマに沿った日本酒を選ぶ「地酒大SHOW」にて、3度のプラチナ賞を受賞し殿堂入りした銘酒です。
「生酛」とは、自然の力を利用して日本酒をつくる昔ながらの醸造法です。大七 純米生酛はリリースから40年以上の歴史を誇り、日本酒の定番として愛され続けています。
常温やぬる燗で飲むのがおすすめ
口当たりがよく、どんな料理にもマッチします。
冷やでも美味しく飲めますが、大七 純米生酛の魅力を余すことなく味わいたいなら常温かぬる燗(約40℃)がおすすめです。まろやかな米の甘みと豊かなふくよかな旨みが、口の中いっぱいに広がります。
ごきげんポイント
日本酒好きの父が「いい日本酒は常温で飲んでも美味しい」と言っていました。常温で飲むと魅力が伝わりやすいとは、さすが長年多くの人に愛され続けているお酒ですね。
商品の基本情報
ブランド名:大七 (だいしち)
商品名:純米生酛(じゅんまいきもと)
特定名称:純米酒
原料米:五百万石等
精米歩合:69%
日本酒度:3
酸度:1.8
アルコール度数:15度
地域:福島県
商品の詳細情報
秋田酒類製造株式会社
加温熟成解脱酒
専門家が選ぶおすすめポイント
古酒・熟成酒の入り口にピッタリ
貯蔵中にお酒の熟成が進み、滓が発生した状態を「解脱(げだつ)」と呼びます。加温熟成解脱酒は長期熟成酒だけに現れる解脱を見事に再現し、多くの日本酒関係者やシェフ、ソムリエたちに驚きを与えました。
奥深き長期熟成酒や古酒の世界への入り口におすすめの一本です。
甘み、苦み、酸味のバランスが秀逸
色はとても美しい黄金色。軽やかな熟成香は、解脱酒ならではの複雑で奥深い味わいへの序章です。
最初に感じる甘みは、徐々に苦みや酸味へと変化していきます。古酒や熟成酒は常温で飲むのがセオリーとされていますが、加温熟成解脱酒は冷やして飲むとより飲みやすくなります。初心者の方にとって、日本酒の世界を広げてくれる存在です。
ごきげんポイント
あまりお酒を飲まない私はつまみメインでそれに合うお酒という考えですが、この日本酒はまさにお酒を味わいたい方に向いていますね。口に含んでから味が次第に変化していく、その変化を楽しむ。大人のお酒の楽しみ方ですね。
商品の基本情報
ブランド名:高清水
商品名:加温熟成解脱酒
造り:純米吟醸酒
原料米:麹米(秋田酒こまち)掛米(秋田酒こまち)
精米歩合:55%
日本酒度:-30
酸度:3.4
アルコール度数:12.5度
地域:秋田県
商品の詳細情報
来福酒造株式会社
Raifuku MELLOW
専門家が選ぶおすすめポイント
水の代わりに日本酒で仕込んだ日本酒
貴醸酒とは、仕込み水の一部またはすべてに日本酒を使ってつくる日本酒です。一般的な日本酒と比べて糖度が高く、とろりと甘いリッチな味わいが特徴です。長期熟成を行い高価なお酒が多い貴醸酒の中でも、Raifuku MELLOWはリーズナブルに楽しめる1本です。
デザート感覚で飲める日本酒
Raifuku MELLOWは仕込水の一部に純米酒を使用して醸造され、香りからも甘みを感じます。
口に含むと、芳醇な甘みとほのかな酸味が広がります。ロックやソーダ割りでも楽しめる、デザート感覚で飲みたい1杯。甘口の日本酒が好みな方は、ぜひお試しいただきたい日本酒です。
ごきげんポイント
甘い日本酒なので、食前酒としてや食後のデザート感覚で飲めそうですね。
商品の基本情報
ブランド名:来福
商品名:Raifuku MELLOW
タイプ:貴醸酒
原料米:酒造好適米
精米歩合:非公開
日本酒度:-50
酸度:3.1
アルコール度数:15度
地域:茨城県
商品の詳細情報
株式会社みいの寿
三井の寿 純米吟醸 +14大辛口
専門家が選ぶおすすめポイント
人気漫画「SLAM DUNK」を連想するラベル
片方は日本酒らしいラベル、もう片方は人気漫画「SLAM DUNK」のキャラクター・三井寿を連想させるラベルがあしらわれています。三井の寿 純米吟醸 +14大辛口は、ダブルA面ラベルを採用した珍しい日本酒です。
「SLAM DUNK」作者が三井の寿のファンだったこともあり、銘柄名にあやかってキャラクターの名前を付けたというのは有名な話。発売とともに、作品のファンを中心に大きな話題となりました。
日本酒度+14の大辛口
日本酒度は+14の大辛口です。シャープでキレのある口当たりですが、しっかりとした旨みも感じられます。
酒づくりに「科学、センス、情熱」を大事にしている蔵らしく、美味しいだけでなくどこか遊び心を感じる一本。おうち時間のお供として、いつも傍らに置いておきたい日本酒です。
ごきげんポイント
マンガ好きの友人へのプレゼントにもよさそうですね。プレゼントを渡すときに、所以なども話すと盛り上がりそうです。
商品の基本情報
ブランド名:三井の寿
商品名:純米吟醸 +14 大辛口
造り:純米吟醸
原料米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+14
酸度:1.8
アルコール度数:14度
地域:福岡県
商品の詳細情報
東京港醸造
江戸開城 純米吟醸原酒 山田錦
専門家が選ぶおすすめポイント
東京のど真ん中で醸す日本酒
日本全国でつくられている日本酒ですが、東京都港区でも日本酒をつくっているのをご存知ですか?
江戸開城をつくる東京港醸造は、東京23区内で唯一の酒蔵です。敷地面積22坪、鉄筋コンクリート造4階建てという立地条件をいかし、徹底した温度管理の元に酒づくりを行っています。
日々変化し続ける東京をイメージ
江戸開城は、日々変化し続ける東京をイメージしてつくられています。仕込みタンクごとに酵母や製造方法を変えているため、できあがる日本酒の味や香りもその都度変化します。
「酒米の王様」と呼ばれる山田錦を使った江戸開城 純米吟醸原酒 山田錦は、淡麗旨口で爽やかなキレが特徴です。原酒ならではの風味も楽しめます。
ごきげんポイント
東京のど真ん中でつくる唯一の酒蔵の日本酒なので、東京土産としてもよさそうですね。
商品の基本情報
ブランド名:江戸開城
商品名:純米吟醸原酒 山田錦
造り:純米吟醸
原料米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:-1〜+2
酸度:1.4〜1.7
アルコール度数:15度
地域:東京都
商品の詳細情報
株式会社吉田酒造店
手取川 Sparkling dot
専門家が選ぶおすすめポイント
春限定のスパークリング
季節限定の日本酒は、お酒選びを楽しくしてくれる存在です。
吉田酒造店は石川県の中でも非常にファンの多い酒蔵の1つです。毎年春限定で発売するスパークリング日本酒 手取川 Sparkling dotは、発売を心待ちにしている方も多い人気銘柄です。
お酒を飲むことで少しでも被災した地域の役に立てるなら、こんなに素敵なことってないですよね?
グレープフルーツのような爽やかな酸味
瓶内二次発酵を行うことで、シャンパンのように繊細な泡を生み出しています。冷えが甘いと、開栓時に吹きこぼれてしまうのでご注意ください。
刺激的なスパークリングのシュワシュワ感とグレープフルーツを思わせる酸味、心地よい苦みと優しい甘みが一体となった、爽やかな春にぴったりの1本です。プレゼントにも喜ばれる、可愛らしいラベルにも要注目です。
ごきげんポイント
被災地に貢献できて、春”限定”なんて、試さない理由がない!と思いました。
シャンパンのようなシュワシュワとしていて柑橘系の酸味なので、日本酒初心者は試しやすいですね。しかもパッケージも可愛いので、プレゼントにも喜ばれそうです。
商品の基本情報
ブランド名:手取川(てどりがわ)
商品名:Sparkling dot(スパークリング ドット)
タイプ:スパークリング
原料米:石川門
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アルコール度数:13度
地域:石川県
商品の詳細情報
富久錦株式会社
Fu.
専門家が選ぶおすすめポイント
大人気の低アルコール原酒
Fu.は日本一の清酒生産量を誇る兵庫県の中でも、長く愛されている低アルコール原酒です。
日本酒の平均的なアルコール度数は15〜16%程度であるのに対し、こちらはアルコール度数8%と低めです。お酒があまり強くない方でも飲みやすい純米酒です。
まるで白ワインのような、おしゃれなボトルデザインも特徴的です。
お米から引き出した、果実のような酸味と甘味
白ワインのようなのは、見た目だけではありません。パイナップルのように甘い香りと、アプリコットのような優しい酸味が溶け合った、白ワインを彷彿とさせるバランスの良い味わいです。
キリッと冷やして、ワイングラスでお楽しみください。
ごきげんポイント
ワインのような見た目と味わい、しかもワイングラスで飲めるので、日本酒初心者の私には試しやすいと感じました。
商品の基本情報
ブランド名:富久錦
商品名:Fu.
造り:純米酒
原料米:加西市産キヌヒカリ
精米歩合:70%
日本酒度:-60
酸度:5.8
アルコール度数:8度
地域:兵庫県
商品の詳細情報
米鶴酒造株式会社
純米 カンタービレ
専門家が選ぶおすすめポイント
愛くるしい猫のラベル
米鶴酒造がある山形県高畠町には、「犬の宮・猫の宮」という犬と猫を祀る神社があります。そんな珍しい神社にちなんだ日本酒のラベルには、何とも愛くるしい猫のイラストがたくさん!
猫好きはもちろん犬派の方も一目惚れしてしまいそうな1本は、贈答用としても喜ばれます。
なめらかな口当たりの純米酒
やや辛口の純米酒は、雑味の少ないきれいな旨みと軽やかで心地よい香りが特徴です。
名前にもなっている「カンタービレ」とは「歌うように」「なめらかに」「自然に」といった意味をもつ音楽用語です。
鼻歌を歌いたくなる自然体でいられるおうち時間に、なめらかな口当たりが特徴の純米酒はいかがでしょうか?
ごきげんポイント
ラベルも味も、まさに「ごきげん」になれそうな日本酒です。
商品の基本情報
ブランド名:米鶴
商品名:純米 カンタービレ
造り:純米酒
原料米:山形県産出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:+1
酸度:1.6
アルコール度数:15度
地域:山形県
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
日本酒の選び方と、おうち時間を豊かにしてくれる10本を紹介いたしましたが、気になる1本はありましたか?
日本全国には数多くの酒蔵があり、銘柄の数は10,000以上ともいわれています。そのすべてを飲むのは現実的ではありませんが、ポイントを押さえて、自分の好みを把握していれば、お気に入りの1本と巡り合うのはそこまで難しくないと思っています。
この記事が、あなたのおうち時間を彩る日本酒との出会いの参考になれば幸いです。
本記事を担当した編集者より
日本酒初心者の私には目からうろこの情報がたくさんありました。日本酒好きの父の影響か、日本酒を飲む人は本当にお酒が好きな人というイメージがありました。ワインやデザート感覚で飲めるものや、アルコール度数の低いお酒など、初心者でも試しやすいものもあるのだと新発見でした。お酒を変えると同じメニューでも違った味わいになって、毎日の食卓が楽しくなりそうですね。
本記事を担当した企画者より
日本酒マニアの家族のもとで育ちました(笑)色々な日本酒を発掘して楽しむのが大好きな父。味を堪能した後は、ボトルに貼られたラベルを丁寧に剥がして、コレクションしています。特に最近の日本酒は、オシャレでカッコいいパッケージも魅力の一つだと思います。プレゼントにも映えるデザインなら、お相手に「おっ」と感心してもらえそうですよね。
本記事の担当した責任者より
「Raifuku MELLOW」を以前お店でデザートのタイミングで飲んだことがありましたが、デザートワインとはまた違う口当たりで日本酒らしい甘味があって、非常に美味しかったです。水ではなく、日本酒で日本酒を作るという面白い作り方で印象に残っています。
今回南原さんにご紹介いただいた日本酒はバラエティに富んだ素敵なラインナップですので、次何買おう?と迷った時にまたこの記事を読んでおすすめの日本酒を試してみようと思います!