スマホより大きな画面で、パソコンより手軽に使えるタブレット。最近では仕事や学業のために使用する方も増え、購入を検討している人も多いのではないでしょうか。重いパソコンをもち運ぶのは大変ですが、タブレットなら軽量で扱いやすく出先でも便利に活用できます。また家の中でも、寝転んだ体勢で大きな画面でコンテンツを楽しめるタブレットがあれば、おうち時間をより快適に過ごせます。
しかし、いざタブレットを選ぼうとすると、OSの違いや製品価格の違いが幅広く、何を基準で選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は通信キャリアで約10年間スマホやタブレットの販売に従事してきた筆者が、おすすめのタブレットを10商品紹介します。また、タブレットの選び方についても徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。
更新情報
・「タブレットのおすすめ10商品|家電のプロが厳選|選び方のポイントも徹底解説 #タブレット」を公開しました。:2024年12月13日(金)
タブレットの魅力とは?
タブレットはパソコンとスマホのよい面を合わせもった端末です。軽量かつ扱いやすく、仕事から趣味まで幅広い用途に対応します。ここでは、タブレットを導入するメリットとデメリットを解説します。
タブレットを導入するメリットは?
タブレットにはスマホやパソコンにはない魅力があります。まずはタブレット端末を導入する主なメリットを3つ紹介します。
1.パソコンと比べてもち運びしやすい
タブレットの多くは7〜13インチの画面サイズで、300g以下の軽量モデルもあり、スマホとそれ程変わらない重さです。11インチ以上の大型タブレットでも700g以下のモデルが多く、厚みも薄いのでノートパソコンに比べて圧倒的にもち運びやすいです。また、おうちの中でもソファやベットなど好きな場所に手軽にもち運べるので、ゲームや動画視聴などを快適に楽しめます。
2.スマホよりも大きな画面で迫力のある映像が楽しめる
タブレットはスマホより画面サイズが大きいので、映画やドラマなどの映像コンテンツをより大迫力で楽しめます。また、文章も読みやすく電子書籍を読みたい人にもおすすめです。とくに、7〜8インチ程度のタブレットは単行本と同じくらいのサイズ感なので、紙の本に近い感覚でスムーズに読書が楽しめます。
3.外出先でも気軽に仕事ができる
タブレットは仕事用としても使い勝手がよいです。たとえば、お客様との商談のプレゼンにタブレットを使うことで視覚的にイメージを共有できるだけでなく、資料を紙で印刷してもち運ぶ必要もなくなります。また移動中にプレゼン資料の確認や編集も可能です。さらに、iPadの上位モデルやハイエンドのAndroidタブレットでは、動画編集などのクリエイティブな作業にも利用でき、幅広いビジネスシーンで活躍します。
タブレットのデメリットは?
タブレットのメリットは多いですが、スマホやパソコンよりは苦手なこともあります。次に、タブレットのデメリットを2つ紹介します。
1.片手での作業は難しい
タブレットは、コンパクトなモデルであってもスマホと比べると大きく、片手での操作は難しいことがほとんどです。そのため、両手で操作する必要があり、重量もスマホ程は軽くないので、長時間使うと手が疲れてしまう場合もあります。もし長時間の使用を想定する場合は、タブレットを立て掛けられるケースやスタンドなどを一緒に購入するとよいでしょう。
2.パソコンに比べると作業効率は高くない
タブレットの基本性能は高性能なパソコンには劣ります。たとえば、動画編集などの高度な作業は十分に対応できないことが多く、動画編集用のパソコンで作業した方が快適です。また、タブレットでは画面に表示できるサイズの限界がありメモリ容量も少ないため、複数の作業を同時に行うと動作が重くなる場合もあります。そのため、外出中の使用や軽い作業はタブレットで行い、より本格的な作業はパソコンを使うというように使い分けるのがおすすめです。
タブレットはもち運びも便利で、生活や仕事をより快適にしてくれますよね。私も仕事ではもちろん、読書や子どもの勉強にも使っています。パソコン程重くなく、どこでも気軽に使えるので、家の中や外出先でも活用できます。
安いタブレットも選択肢の1つ?
高いタブレットとの違いは?
タブレットと言えば、iPadをイメージする人も多いでしょう。しかし、iPadはもっとも安いモデルでも6万円程度と、予算を抑えたい方には少し高額に感じるかもしれません。一方で、Androidのタブレットは3万円前後の安い機種も多く、画面が大きく画質もきれいなモデルもあります。ここでは「安いタブレットでも大丈夫?」と悩んでいる方へ、安いタブレットと高いタブレットの違いや選ぶ時のポイントを解説します。
安いタブレットと高いタブレットの違い
安いタブレットは高いタブレットに比べて、処理能力が劣ります。処理能力とはタブレットが作業するスピードや効率のことで、利用用途によっては動作が重くて使い勝手が悪かったり、正常に動作しなかったりする場合があります。
そのため、次の作業をしたい人には安いタブレットはおすすめできません。
- ペンを使ってメモを取ったり、イラストを描きたい
- 高画質なゲーム用途で使いたい(動作の軽いゲーム以外)
- 動画編集などのクリエイティブな作業をしたい
一方、上記以外の用途でタブレットの購入を検討している人は、安いタブレットも選択肢に入れましょう。たとえば、以下のような用途を中心に利用したい人は、安いタブレットでも高いタブレットとそこまで遜色なく動作します。
- 動画を視聴したい
- Web閲覧したい
- 地図アプリを使いたい
- 動作の軽いゲームをたまにやりたい
タブレット購入後に後悔しないように、自分の利用したい用途に合った価格帯のタブレットを選びましょう。
動画やWeb閲覧などのシンプルな使い方には、手軽な価格のタブレットでも十分活用できそうです。仕事や頻繁に使う方は高機能なモデルを選びたいですね。軽い用途であれば、手頃なモデルも検討する価値がありそうだなと感じました。
タブレットの選び方
タブレットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。
1.OSで選ぶ
タブレット端末のOSは主に「Android」「iPadOS」「Windows」の3つに分かれます。OSとはオペレーションシステムのことで、そのコンピューターを司る基幹システムのことです。OSの違いでタブレットの特徴が異なるので、各OSの違いを解説します。
AndroidはGoogleが開発したOSです。Andoridのタブレットは多くのメーカーで商品がつくられているので、他のOSに比べて商品の種類も多く、1万円〜3万円前後で購入できる安価なモデルも多いです。タブレットの利用用途が「動画を観る」「ネット検索」などのライトな使い方が中心の場合にはAndroidのタブレットがおすすめです。また、Amazonの「FireOS」やChromebookの「ChromeOS」など、Androidをベースに開発された派生のOSもあります。
iPadOSはAppleが開発したOSで、iPadのみで採用されています。性能が高く、現行の全モデルで普段使いには十分な処理能力があります。また、Apple Pencilを使えるので、ペンを使ったメモやイラストを書きたい人におすすめです。さらに、AirやProなどの上位モデルなら、動画編集のような通常パソコンで行う操作も可能なスペックを持っています。
WindowsはMicrosoftが開発したOSです。Microsoftが販売している「Surface」シリーズを始め、NECや富士通などの複数のメーカーで、WindowsOSを搭載したタブレットが販売されてます。多くのWindowsOSの搭載されたタブレットではWindowsパソコンと同じOfficeソフトが使えるので、仕事や学業などで力を発揮します。
2.画面の大きさで選ぶ
タブレットを選ぶ際には、画面の大きさも重要な要素です。画面が大きければ表示できる範囲も広がり、映像を視聴する時の迫力も出ますが、コンパクトで薄い方が軽量でもち運びしやすいメリットもあります。
動画視聴やゲームなどで、迫力や見やすさを重視する場合は10~13インチ程度のものを選ぶとよいでしょう。一方、もち運びのしやすさや紙の単行本に近い感覚で読書を楽しみたい方は、7〜8インチ程度のサイズを選ぶのがおすすめです。また、同じ書籍でも雑誌をタブレットで読みたい場合は大きい方が見やすいでしょう。
3.通信方法で選ぶ
タブレットの通信方法は「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」に分かれます。Wi-Fiモデルは通信会社のSIMカードを挿入できないので、Wi-Fi環境下でしかインターネットに繋げられません。セルラーモデルならSIMカードを挿入できるので、通信会社のデータプランに加入すればWi-Fiがない場所でもネットに繋ぐことができます。
セルラーモデルの本体料金はWi-Fiモデルよりも高い傾向にあります。さらに、データプランへ加入した場合は月額料金も発生します。そのため、Wi-Fiがない場所でインターネットを利用する頻度が少ないのであれば、Wi-Fiモデルを購入し必要に応じてスマホのテザリング機能を使う方が経済的でおすすめです。
ただし、移動中や移動先のWi-Fiがない場所で、頻繁にインターネットを利用したい人や、仕事などで安定した通信環境が必要な人は、迷わずセルラーモデルを選びましょう。
iPadは全モデルにWi-Fiモデルとセルラーモデルがありますが、AndroidやWindowsのタブレットでは、Wi-Fiモデルのみが販売されている場合も多いです。後ほど紹介しているおすすめのタブレットは、主にWi-Fiモデルを紹介していますが、ご自身の利用用途や通信環境に合わせてモデル選択してください。
4.ストレージの容量で選ぶ
「ストレージ」とはデータを保存する領域のことです。タブレットのストレージ容量は機種によって異なり、最近のタブレットの多くは64GB〜1TBの内部ストレージがあります。写真や電子書籍などのデータをどれくらい保存するかを想定して、ストレージ容量を選択しましょう。ここでは64GB、128GB、256GB、512GB以上に分けて容量ごとに適した使い方を紹介します。
- インターネットで動画視聴やブラウジングが中心
- 写真や動画はGoogleフォトなどのクラウドストレージに保存したい
- 本格的なゲームは遊ばない
- 電子書籍を保存するけど、それ以外はあまりストレージを使わない
- 本格的なゲームも少し遊びたい
- 写真、動画、電子書籍などをそれぞれタブレット本体に保存したい
- 本格的なゲームを複数遊びたい
- 映像作品などをタブレットに保存して、オフライン再生したい
- 動画編集をしたい
- 本格的に動画編集をしたい
- 4K動画やRAW写真の撮影・編集などの大容量データを保存したい
- すべてのデータをクラウドやSDカードではなく、タブレット本体に保存したい
ストレージ容量によってタブレットの価格は大きく変わりますので、必要以上に大きなストレージ容量の製品を選ばないことも大切です。また、機種によってはSDカードを挿入して外部ストレージとして使えるモデルもあるので合わせて確認しておくとよいでしょう。
5.メーカーで選ぶ
タブレットはさまざまなメーカーでつくられており、それぞれに特徴が異なります。最近では、中国を中心に新規参入するメーカーも増えており、製品性能が良く、コスパの優れたタブレットも多いです。ここでは、おすすめのメーカーを紹介しますので参考にしてください。
AppleのiPadシリーズは、高品質で使いやすいタブレットとして人気があります。現在販売されているiPadは、どのモデルも標準で普段使いには十分の処理能力があります。動画の編集をしたい人や筆圧感知レベルの高いペンでイラストやメモ書きをしたい人はiPadの上位モデルを選択しましょう。また、iPhoneを利用している人は操作面で慣れていることもメリットの1つです。
Amazonは低価格なタブレット「Fireシリーズ」を販売しています。電子書籍を読むのに適したコンパクトサイズのタブレットや、簡単なアプリや動画視聴に向いているコスパのよいタブレットを選びたい人におすすめです。Andoridをベースに独自開発したFireOSが採用されています。
NECはAndoridタブレットとWindowsタブレットを販売しています。日本の大手電機メーカーの中で、タブレット分野に力を入れている数少ないメーカーの1つです。国産タブレットを使いたい人にはおすすめです。
XiaomiはAndroidOSを搭載したRedmi Padシリーズを展開しているメーカーです。2万円前後の手頃なエントリーモデルから、動作が早くて画質もよい上位モデルまで幅広くラインナップされています。上位モデルでも10万円前後で購入できるタブレットが多く、コスパのよさが人気です。
ALLDOCUBEは2008年に創立した、中国のメーカーです。あまり知名度は高くないメーカーですが、タブレットのAmazon売れ筋ランキングでは、上位にランクインすることもあり、評価を集めています。AndroidOSを採用した「iPlayシリーズ」とWIndowsOSを採用した「GTBOOKシリーズ」を展開しており、高機能でコスパのよい製品が多くておすすめです。
公式サイトによるとおよそ3,000万人のユーザーを抱えており、サポート体制も整っています。さらに、日本版のXアカウントには5,000人以上フォロワーがついており、一定の信頼感があると言えるでしょう。
MicrosoftはWIndowsOSを開発しているメーカーです。コンパクトな「Surface GO」やハイスペックな「Surface Pro」など幅広いラインナップを揃えており、タブレットとしてもノートパソコンとしても活用できる点がとても人気です。Windowsパソコンで利用しているアプリケーションがそのまま使えるので、仕事や学業で利用頻度が高くそれなりのスペックを必要としている人におすすめです。
タブレット選びは事前に用途をしっかり決めておくのがよさそうですね。たとえば作業重視ならWindowsのSurfaceはパソコンと変わらない操作性が魅力です。読書や動画鑑賞メインなら、AmazonのFireシリーズはコスパが高くて手軽ではないでしょうか。
タブレットのおすすめ10商品
ここからは通信キャリアで、約10年タブレットの販売業務をしてきた筆者が、おすすめのタブレット10商品を紹介します。おうち時間もお出かけ先も、もっとごきげんになりそうな商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で紹介する商品一覧
【8インチ/Android】
NEC LAVIE Tab T8
専門家が選ぶおすすめポイント
軽量コンパクトでもち運びやすいタブレット
画面サイズは8インチで重さ約318gの小型Androidタブレットです。NECのタブレットが3万円以下で購入できます。小型のタブレットですが、5,100mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、動画やゲームなどを長く楽しみたい人に向いているでしょう。
電子書籍を読みたい人におすすめ
単行本と同じぐらいのサイズのため、同じような感覚で電子書籍を読みたい方におすすめです。本体のストレージは64GBで標準ですが、SDカードにも対応しているので大量に電子書籍をダウンロードする人にも十分対応できます。
ごきげんポイント
電池もちが良く、長時間使いたい時でも快適ですね。8インチで軽さとサイズ感がちょうどよく、もち運びにぴったりです。読書派の方も、電子書籍をたくさん保存して手軽にもち歩けます。
商品の詳細情報
【8.7インチ/Android】
シャオミ(Xiaomi)Redmi Pad SE 8.7
専門家が選ぶおすすめポイント
片手でももちやすいコンパクトサイズ
8.7インチで手軽にもち運びできるサイズ感と、電子書籍や漫画が読みやすい5:3のアスペクト比で構成されたディスプレイが人気です。画面の縁を少なくし、画面占有率84.41%のディスプレイなので、迫力のある映像コンテンツが楽しめます。また、画面輝度がおよそ600ニトあるので、屋外の日差しの下でも画面が見やすい点も嬉しいポイントです。
映像視聴や音楽鑑賞におすすめ
90Hzの高リフレッシュレートにより、映像視聴時の画面が滑らかです。また、Dolby Atomos対応のステレオスピーカーを搭載しているので、クリアなサウンドを実現し、没入感の高いコンテンツを楽しめます。
ごきげんポイント
8.7インチのサイズ感がもち運びやすく、電子書籍や動画視聴に適しているタブレットです。迫力ある映像が楽しめるのが魅力的。エンタメを思う存分満喫したい方にぴったりです。
商品の詳細情報
【10.9インチ/Android】
サムスン(Samsung)Galaxy Tab S9FE
専門家が選ぶおすすめポイント
Sペンでメモアプリに書き込んだり、スケッチやイラストを描ける
SペンはGalaxyのスマホやタブレットで利用できる、メモやイラストを描くのに便利なスタイラスペンです。本製品に標準で付属しており、筆圧感知レベルが高く、Apple Pencilにも劣らない書き心地が人気です。Apple Pencilと違い、充電しなくてもよい点も魅力です。また、使用しない時はデバイスの背面にマグネットで取り付けて収納できます。
自分のスタイルに合わせて選べるカラフルなバリエーション
Galaxy Tab S9FEは、シックなグレー、爽やかなミントとラベンダーという3色のカラーバリエーションで、好みに合わせて選べます。特にミントとラベンダーはタブレットでは珍しい色味のため、自分の個性を表現したい人におすすめです。
ごきげんポイント
メモやスケッチをする方には、ペンが付属していて気軽に楽しめるのが魅力です。充電不要で、マグネットで背面に装着できるので管理も楽ですね。カラーバリエーションが豊富で、好みに合った色合いを選べるのも嬉しいポイント。
商品の詳細情報
【12.1インチ/Android】
ALLDOCUBE iPlay 60 Pad Pro
専門家が選ぶおすすめポイント
格安タブレットの中で最上位のディスプレイ性能
比較的低価格でありながら、2,560×1,600の高解像度のディスプレイは明るさの数値も高く、高価なタブレットと比べても遜色ない画質が魅力です。リフレッシュレートも90Hzと高いので滑らかな映像も実現しており、安いタブレットでも美しい映像を楽しみたい人におすすめです。
標準のカバーキーボードが便利
格安タブレットの中では珍しいカバーキーボードがラインナップされています(別売)。Bluetooth接続ではなく、ポゴピンでしっかりタブレットに付く点が嬉しいポイントです。カバー部分はスタンドになるので、タブレットを立てて使えるうえに、PCモードを選べば画面がPCのようなアイコンの並びになります。
ごきげんポイント
ディスプレイの解像度や明るさが格安タブレットの中でも優れていて、動画やWeb閲覧を楽しむには十分ではないでしょうか。別売りのカバーキーボードを装着すれば、パソコンのように使える点も便利。
商品の詳細情報
【8.3インチ/iPadOS】
Apple iPad mini(A17 Pro)
専門家が選ぶおすすめポイント
軽量コンパクトで高性能のタブレット
7〜8インチ前後のAndroidタブレットは多くありますが、高性能で負荷のかかる作業もサクサク動作するタブレットはiPadだけと言っても過言ではありません。重量293g(Wi-Fiモデル)と薄くて軽いので、もち運びしやすいiPadを使いたい人におすすめです。このサイズでもApple Pencil Proに対応しているため、手書きメモやイラスト作成に便利です。
美しい4つのカラーとオールスクリーンのデザイン
かつてのiPadはシルバーとグレイの2色がほとんどでしたが、新しいiPad mini7はスターライト、スペースグレイ、パープル、ブルーの4色展開です。特にブルーやパープルは、他にはない柔らかなパステルカラーで、自分の個性をアピールできるでしょう。また、オールスクリーンのディスプレイにより、没入感のある映像コンテンツを楽しめるデザインもおすすめのポイントです。
ごきげんポイント
軽量でもち運びに便利なサイズ感とAppleの高性能を兼ね備えているのが魅力。Apple Pencil Pro対応でメモやスケッチも自在なので、コンパクトなサイズで妥協したくない人にぴったりですね。
商品の詳細情報
【10.9インチ/iPadOS】
Apple iPad 第10世代
専門家が選ぶおすすめポイント
普段使いでお手頃価格のiPad
Apple iPad 第10世代は現在Appleで取り扱いのあるiPadの中で1番お手頃価格のモデルです。64GBのストレージなら、Wi-Fiモデルで6万円程度から購入でき、セルラーモデルでも10万円前後で購入できます。iPadの中では安いモデルとはいえ、普段使いには十分過ぎる程基本性能は高く、マルチタスクも快適です。また、指よりも直観的に操作できるApple Pencilが使える点も魅力の1つでしょう。
4色カラーで自分を表現できる
1世代前のiPad第9世代はシルバーとスペースグレイの2色展開でしたが、今回はシルバー、ブルー、ピンク、イエローの美しい4色展開です。それぞれのカラーに対応したSmart Folio(純正カバー)もラインナップされており、マグネットで簡単に取り付けられます。カバーは折りたたむとスタンドとしても使え、動画視聴やタイピングなど、シーンに合わせて使いやすいようにアレンジして使用できます。
ごきげんポイント
Apple製品の中でも高価過ぎず、普段使いにぴったりなモデルです。カラーバリエーションも魅力で、明るい色が好きな方は持っているだけで気分が上がりそうです。基本性能が高く、シンプルで使いやすいタブレットですね。
商品の詳細情報
【11インチ/iPadOS】
Apple 11インチiPad Air(M2)
専門家が選ぶおすすめポイント
処理能力の高いM2チップを搭載した11インチのiPad
AppleのM2チップは処理能力が非常に高く、グラフィックを駆使したゲームも快適に遊ぶことができます。また、複数のアプリを立ち上げてマルチタスクも難なく処理できるでしょう。仕事でも遊びでもどんな場面でも十分な能力を発揮してくれます。また、最新の「Apple Pencil Pro」(別売り)とも相性が良く、ペンシルを使った直感的な操作も瞬時に処理してくれるので作業効率化にも役立ちます。
映像やゲームをもっと楽しめるLiquid Retinaディスプレイ
iPad Airは「Liquid Retinaディスプレイ」を搭載しており、色がより鮮やかで、画面が目に優しく見やすいのが特長です。True Tone技術により、周りの明るさに合わせて画面の色温度が自動調整されるため、長時間の読書や動画鑑賞でも目が疲れにくくなっています。長時間使用する方には心強い機能です。
ごきげんポイント
もち歩きしやすさと高性能を兼ね備えていて、仕事にもエンタメにも頼りになる存在になりそうです。Apple Pencil Proとの連携で、スムーズな描画や手軽なメモが叶うのは忙しい方にとって助かるポイントだと感じます。
商品の詳細情報
【13インチ/iPadOS】
Apple 13インチiPad Pro(M4)
専門家が選ぶおすすめポイント
史上もっとも薄いiPad
Apple iPad Pro(M4)13インチはApple製品史上、もっとも薄い厚さ5.1mmのiPadです。ディスプレイのサイズは13インチで重量は579g(Wi-Fiモデル)と驚きの薄さと軽さを実現してます。これにより、高性能のiPadがもち運びが楽になったのは嬉しいポイントです。また、別売のMagic Keyboard(純正キーボード)も再設計されてより薄型になり、さらに快適にキーボード作業が可能になりました。
M4チップ搭載で圧巻のパフォーマンス
驚く程薄くなったiPad Proですが、iPadのラインナップの中でも最も高いパフォーマンスを発揮できるM4チップが搭載されています。高いグラフィックスと直感的なiPadOSと先進的なアプリを使いプロの作業が加速することでしょう。動画編集などのクリエイティブな作業をメインで使う方にもっともおすすめのタブレットです。
ごきげんポイント
タブレットとして驚く程の薄さと軽さで、もち運びにも便利です。グラフィック処理が滑らかなので、映像編集やイラスト制作などのクリエイティブに使いたい方にもおすすめできそう。
商品の詳細情報
【10.5インチ/Windows】
Microsoft Surface Go3
専門家が選ぶおすすめポイント
タブレットとノートパソコンの両方として使えるタブレットPC
Surface Go3は登場して約3年がたちましたが、未だに人気のタブレットPCの1つです。人気の理由はMicrosoftが販売しているので、Windowsの基礎機能が使えて外出先の仕事や学生の学業で有効活用できるからです。メインのPCとしては性能が高くないですが、サブのPCとしては十分な基本性能を有しています。
Surface特有の3:2の画面比率で表示領域が大きい
Surfaceの特徴である3:2の画面により縦方向の表示領域が広がっているので、より多くの情報を表示できて作業効率が上がります。また、10.5インチのタッチスクリーンを採用しており、ブラウジング、仕事、遊び、動画鑑賞などさまざまなシーンで快適に作業ができます。
ごきげんポイント
タブレットとしてもノートパソコンとしても使える便利なモデルですね。外出先で資料を確認したり、学生さんが学業に使ったりするのにも向いていそうです。
商品の詳細情報
【13インチ/Windows】
Microsoft Surface Pro 11
専門家が選ぶおすすめポイント
処理能力が高く、複数作業も快適に行える
Microsoft Surface Pro 11は、高性能のCPUと16GBのメモリを搭載しているので、処理能力が高くマルチタスクをしてもストレスなく作業ができます。ビジネスシーンでよく使用されるOfficeソフトやZoomを利用するには十分な程の性能があり、毎日の学業や仕事でストレスなく作業をしたい人にはおすすめです。
専用のキーボードやスリムペンなどを購入すればさらに快適になる
Surface Pro 専用のキーボード「Surface Pro フレックスキーボード」は、打鍵感が良くタイピングがしやすいため、文字入力が格段にしやすくなります。また、Surface 専用の「Surface スリムペン」は筆圧感知レベルが高く、滑らかに文字やイラストを書くことができます。板書の書き写しにペンやキーボードの使い勝手がよいPCが欲しい大学生や、イラストを描きたいクリエイターにもおすすめしたい機種です。
ごきげんポイント
作業効率を重視する方におすすめできるタブレットではないでしょうか。複数のタスクを並行して行う際もスムーズに動作する点が魅力です。学生やクリエイターのニーズにもしっかり応えられる多用途なデバイスだと思います。
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
今回はおすすめのタブレットを10機種紹介しましたが、いかがだったでしょうか。私自身は長年iPadを愛用しています。今回、紹介するタブレットを選定しているうちに格安のAndroidタブレットの魅力にも改めて気付かされました。これを機に紹介したシャオミの「Redmi Pad SE 8.7」を親にプレゼントしようかと密かに検討中です。
本記事を担当した編集者より
タブレットは日々の生活や仕事などで使う方が多いと思います。安価ではないので、ストレスなく使い勝手のよい自分に合ったものを選びたいですね。
Surface Pro 11やiPad Pro(M4)は、仕事やクリエイティブな用途など、幅広く対応できそう。iPad Proは薄さと軽さに加えて、動画編集やイラスト制作も思い通りに行えそうです。もち運びをするなど、使う場所や目的を明確にして選びたいですね。
本記事を担当した企画者より
10年ほど前にiPadを購入したのですが、スペックが高くても本や漫画を読んだり、イラストを描いたりしかしませんでした。当時は今ほど、多種多様なタブレットはありませんでしたが、できることなら今回の記事を読んだ上でタブレットを購入したかったです…!
ちなみにその後、AmazonのFire タブレットを購入し、読書専用として使うようになりました。最近は動画作成にも興味があるので、スペックの高い「Apple 13インチiPad Pro(M4)」を使ってみたいと思っています。