洗濯から乾燥までを全自動で行う便利さが人気のドラム式洗濯機。梅雨や冬季、花粉の多い季節でも気にせず洗濯できるうえに、家事の負担を大幅に軽減できることから、多くのご家庭で人気を集めています。しかし、家電メーカー各社からさまざまなモデルが登場しているため、どんな基準で選ぶべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、家電アドバイザーである筆者が厳選したおすすめのドラム式洗濯機10選を紹介します。各商品の特徴の他、購入前の注意点や注目すべきポイントも解説しますので、ぜひご自身に合った1台を見つけてください。
更新情報
・「ドラム式洗濯機のおすすめ10商品をプロが厳選!魅力や選び方も解説#ドラム式洗濯機」を公開しました。:2024年9月27日(金)
ドラム式洗濯機のメリット
ドラム式洗濯機の1番のメリットは、洗濯から乾燥までを全自動で行える点です。洗濯物を干す手間が省け時短できることから、今まで洗濯に使っていた時間を他の家事や趣味へ有効活用できます。
また、天候や花粉の影響を気にせず、いつでも洗濯できる他、縦型洗濯機と比べて少ない水量と電力で洗濯できるため、お財布にも優しい点も魅力です。
近年は、遠隔で操作が可能な「スマホ連携機能」や、毎回の計量が省ける「洗剤自動投入機能」などが備わったモデルも登場し、さらに使い勝手がよくなっています。小さなお子様がいるご家庭や共働き世帯はもちろん、一人暮らし世帯の方にも重宝される家電と言えるでしょう。
以前、縦型の洗濯機からドラム式に買い替えた時に、毎日の家事の負担が減って「楽!」と感じたのを覚えています。天気が悪くても、1日に複数回洗濯をしたい時にもとても便利です。
買う前に知っておきたい、ドラム式洗濯機のデメリットと注意点
ドラム式洗濯機の真っ先にあげられるデメリットは、縦型洗濯機よりも高価な点でしょう。価格は一般的に10万円を超える価格のものが多く、上位モデルは20万円〜30万円程度と高めです。
少しでもお得に購入するには、アマゾンプライムデーなどの期間限定セール、決算セールや年末セール、新型モデルが発売されたタイミングを狙うのがおすすめ。加えて、実店舗の場合は店舗によって価格も異なることもあるため、複数の店舗で見積もりを取るのもよいでしょう。
また、ドラム式洗濯機は縦型と比べてサイズが大きいものが多いので、設置スペースに注意が必要です。防水パンにおさまるのか、本体の扉の開閉時のスペースがしっかり取れているのか、水道の高さが対応しているかなど、購入前のサイズ計測や設置環境の確認を入念にしておく必要があります。
他にもマンションやアパートにお住まいの方は、エレベーターや搬入通路、玄関・廊下の幅が通れるのかも要チェックです。
私の以前の家ではスペースが不十分だったため、購入したにもかかわらず設置ができず返品になったことがありました。設置スペースや扉の開く向きなど、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。
ドラム式洗濯機の選び方
ドラム式洗濯機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
1.機能で選ぶ
ドラム式洗濯機には、さまざまな便利な機能があります。
おすすめの機能は以下の6つです。自身の生活スタイルやニーズに合わせて、適切な機能を選ぶことで、洗濯がより快適になります。
1. 温水洗浄機能
温水洗浄機能は、温水により洗剤の効果を高め、油や泥などの頑固な汚れをしっかり落とす機能です。ダニや花粉などのアレルゲンを除去する効果もあり、小さなお子様がいるご家庭や、アレルギーが気になる方、清潔な仕上がりを求める方にぴったりの機能です。
2. 洗剤・柔軟剤自動投入機能
洗剤・柔軟剤自動投入機能があれば、洗濯物の量に応じて洗剤や柔軟剤を自動で計量し投入してくれます。これにより、毎回の計量の手間が省け、適量での洗濯が可能になります。計量が手間な方におすすめです。
3. 乾燥機能
雨の日や梅雨の時期、冬季などにあると便利なのが乾燥機能です。洗濯後、そのまま乾燥まで完了するため、外干しが難しい時期でも便利です。また、花粉や黄砂などが気になる方など外干しに抵抗がある方にも有効です。乾燥方式にはヒートポンプ式とヒーター式があるので、衣類の種類や仕上がりに応じて選ぶとよいでしょう。
4. アプリ連携機能
アプリ連携機能は、スマートフォンと連携して洗濯機を遠隔操作できる機能です。外出先から洗濯を開始したり、終了時刻を設定したりと、自分のライフスタイルに合わせた選択が可能。外出が多い方、家事を効率よくこなしたい方におすすめの機能です。
5. 静音設計
静音設計が備わっているモデルであれば、運転中の騒音を抑えてくれる効果があります。夜間や早朝でも気兼ねなく使用できるので、近隣の方への騒音が気になる方や、ご家族が寝ている間に洗濯をしたい方なら、選んでおきたい機能でしょう。
6. AI(人工知能)機能
近年注目されているのがAI(人工知能)機能です。洗濯物の量や布の質、汚れ具合をAIが自動で検知し、さまざまな状況に合わせた洗い方や洗濯時間を自動で調整します。衣類を効果的に洗濯できるため、賢くきれいに洗うことができます。
2.お手入れのしやすさで選ぶ
ドラム式洗濯機はお手入れする箇所が多いため、お手入れのしやすさは検討すべき重要なポイントです。特に乾燥フィルター、排水フィルター、ドアパッキン、洗濯槽はゴミや汚れが溜まりやすく、定期的な清掃が必要です。
それぞれお手入れで注目すべきポイントについて解説していきます。
乾燥フィルター
乾燥フィルターは、乾燥機能を使用したら毎回お手入れが必要です。手入れを怠ると衣類の乾燥が十分にできなかったり、乾燥時間が長くなるだけでなく、電気代も余計にかかります。
近年では、ワンプッシュするだけでフィルターに付着したゴミが取れるモデルや、乾燥フィルターを自動でお掃除するモデル、乾燥フィルター無搭載のモデルなどが登場しています。フィルターのゴミ捨てを楽にしたい方、フィルターのゴミ捨てを忘れがちな方は検討してみてもいいでしょう。
排水フィルター
排水フィルターは少なくとも週に1度のお手入れが必要です。掃除せずに放置してしまうと洗濯中にエラーが起きてしまったり、排水が漏れてしまうことも。
フィルターの形状は大きく分けると、クシ歯状・網目状の2つに分けられますが、お手入れを楽にしたい方はクシ歯状のものを選ぶとよいでしょう。
ドアパッキン
ドアパッキンの内側は、洗剤の残りカスや糸くず・ホコリが溜まりやすいため定期的なお手入れが必要です。お手入れを怠ると次回の洗濯時に糸くず・ホコリなどが付着するだけでなく、カビの原因にもなります。
ドアパッキンが柔らかめのモデルであれば、ドアパッキンの内側に雑巾が入れやすいため、掃除もスムーズにできます。また、近年では洗濯と同時にドアパッキンの内側を洗浄してくれるドラム式洗濯機も販売されています。
洗濯槽
洗濯槽は洗剤の溶け残りや衣服の皮脂汚れが付着しており、洗濯機内の湿度も高いため、黒カビが繁殖しやすい環境です。お手入れを怠ると洗濯物に黒カビが付着したり、悪臭の原因にも繋がります。
販売されている多くのドラム式洗濯機には、洗濯槽を自動で洗浄してくれる機能や洗濯槽を乾燥してくれる機能が搭載されているため、購入前にあらかじめ確認しておきましょう。
3.容量とサイズで選ぶ
ドラム式洗濯機の容量は、ご家庭の人数や洗濯物の量によって選ぶことが大切です。1日に1人が出す洗濯物は約1.5kgと言われていますが、目安よりも少し余裕をもった容量を選ぶのがおすすめです。
1〜2人で毎日洗濯する方なら6〜7kg、2〜3人でシーツや毛布などの寝具もまとめて洗濯する方なら8〜10kg以上、4人以上で洗濯回数を減らしたい方であれば、12kg以上が理想的といえます。
また、乾燥容量は洗濯容量のおよそ半分程度になるので、乾燥機能を頻繁に使用される方は必ずチェックしておきましょう。
4. メーカーで選ぶ
ドラム式洗濯機の代表的なメーカーはPanasonic、HITACHI、東芝、SHARP、アイリスオーヤマなどがあげられます。各メーカーの強みについて解説していきます。
Panasonic(パナソニック)
高い洗浄力と時短が魅力のパナソニック。洗濯から乾燥まで、約2時間〜3時間程で完了します。運転時間が少ないため、省エネで電気代が安く抑えられる点もおすすめのポイント。また「温水スゴ落ち泡洗浄」といった温水を使った高い洗浄力も魅力的です。
HITACHI (日立)
洗浄力だけでなく機能性も求めるならHITACHIでしょう。大流量の水と高濃度の洗剤で頑固な汚れを落とす「ナイアガラ洗浄」、AIを活用した「AIお洗濯機能」が特徴です。さらに、独自の乾燥方式である「風アイロン」乾燥機能でシワをしっかり伸ばし、衣類をふんわり仕上げることができます。
TOSHIBA (東芝)
TOSHIBAの洗濯機は静かなのにしっかり洗えるのがメリット。ナノサイズの泡で繊維の奥まで洗う「ウルトラファインバブル洗浄」は、頑固な汚れもしっかり除去できます。さらに、静音性にも優れているので、集合住宅の方や夜間・早朝の使用が多い方にもおすすめです。
SHARP (シャープ)
独自の除菌技術「プラズマクラスター」を搭載しているSHARP。洗濯中の雑菌やカビを抑制して除菌します。また「乾燥フィルター自動おそうじ機能」で、お手入れの手間を軽減できます。清潔に洗濯機を使いたい人におすすめです。
IRIS OHYAMA (アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマは、コストパフォーマンスの高さと使いやすさが強みのメーカーです。シンプルな操作パネルで直感的な操作ができるうえ、省エネ性能の高さも注目されています。初めてドラム式洗濯機を購入する方や予算を抑えたい方におすすめのメーカーです。
5.価格で選ぶ
ドラム式洗濯機は、価格によって乾燥方式が異なるためチェックしておきましょう。
乾燥方式は主に「ヒーター式乾燥」「ヒートポンプ式乾燥」の2タイプがあります。それぞれの違いやメリットについて解説いたします。
ヒーター式乾燥
リーズナブルなドラム式洗濯機に多く搭載されています。ヒートポンプ式と比較して電気代が高く、衣類が傷みやすい傾向にありますが、短時間で衣類の乾燥ができる点や、初期費用が安く抑えられる点が強みです。
ヒートポンプ式乾燥
ドラム式洗濯機の上位モデルの多くに搭載されています。導入時の初期費用はヒーター式より高くなる傾向にありますが、衣類へのダメージを最小限に抑えられる上に、ランニングコストを抑えられます。
高価な買い物ですが種類や機能が豊富なため、購入する前に優先事項を決めておくとよさそうです。老舗のメーカーから選ぶと安心感があります。清潔に使い続けるためにはこまめな掃除も必要なので、お手入れのしやすさも確認したいですね。
ドラム式洗濯機のおすすめ10商品
ここからは家電製品アドバイザーである筆者がおすすめのドラム式洗濯機10商品を紹介します。おうち時間がもっとごきげんになりそうな商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で紹介する商品一覧
Panasonic(パナソニック)
ドラム式洗濯乾燥機 NA-LX127CL/R
専門家が選ぶおすすめポイント
忙しい方におすすめ、短時間で洗濯・乾燥が全自動で完了
ドラム式洗濯機は通常、洗濯と乾燥に3〜4時間かかりますが、NA-LX127CLは約2時間ですべて完了します。大幅に時短できるので、家事の効率もアップ。急ぎの洗濯物にも対応できるので、日常のストレスが軽減されること間違いなしでしょう。
「温水スゴ落ち泡洗浄」で濃密泡の洗浄力も申し分なし
温水専用ヒーターで洗濯中のお湯の温度をキープして洗える「温水スゴ落ち泡洗浄」を搭載しています。
温水で洗剤中の酵素を活性化させ、濃密な泡をつくり洗浄力をアップ。皮脂汚れや油や泥汚れといった頑固な汚れはもちろん、衣服の黄ばみや部屋干し臭のニオイの元もしっかりと除去します。小さな子どもがいる家庭やスポーツをする家族がいる家庭におすすめです。
ごきげんポイント
洗濯から乾燥まで、最短約2時間で完了するのは驚きです。私の家では汚れ物がよく出るので、洗浄力の高さはやっぱり重要です。
商品の基本情報
- 洗濯12kg/乾燥6kg
- 左/右開き
- ヒートポンプ式乾燥
商品の詳細情報
HITACHI(日立)
ドラム式洗濯乾燥機BD-SX120J
専門家が選ぶおすすめポイント
省エネかつスピーディーでお手入れも簡単
ビッグドラムシリーズの上位モデルであるBD-SX120Jは、シリーズ初のヒートポンプ式乾燥機能を搭載。そのため、省エネで電気代も節約できます。省エネコースでも洗濯から乾燥までにかかる時間は約3時間と比較的早く、洗浄力の高さと乾燥力も申し分なし。乾燥フィルターがないのでお手入れもラクラクです。
AI搭載で洗い方や洗濯時間を自動調整、賢くきれいにお洗濯
AI(人工知能)が搭載されており、洗濯物の量や汚れ具合、水温などを自動検知します。汚れの量が多い時は洗濯時間が延長されたり、水温が高い時は洗剤の量を少なくして洗濯時間を短くしたりと、自動でぴったりのお洗濯を設定してくれます。賢くキレイに洗濯したい方や、最新の機能を試してみたい方におすすめです。
ごきげんポイント
洗濯物の量を検知してくれる洗濯機はたくさんありますが、汚れ具合も自動で検知してくれるのにはびっくり。汚れが多いときには延長してしっかり落とせるのは嬉しいポイントですね。
商品の基本情報
- 洗濯12kg/乾燥6kg
- 左/右開き
- ヒートポンプ式乾燥
商品の詳細情報
TOSHIBA(東芝)
ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP3L/R
専門家が選ぶおすすめポイント
ウルトラファインバブル&温水洗浄で徹底洗浄
TW-127XP3L/Rは、「ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載しています。微細な泡が繊維の奥深くまで入り込み、汚れをしっかりと除去するため、洗浄力が非常に高いのが特徴です。加えて、温水洗浄では汚れや衣類に合わせて5段階の水温設定も可能。皮脂汚れや衣類の黄ばみを効果的に落とすことができるため、小さな子どもがいるご家庭や、常に清潔な洗濯物を保ちたい方におすすめです。
スマホアプリと連携でリモート操作が可能
スマホアプリと連携することで、外出先から洗濯の開始や終了時刻の変更が可能です。また、洗剤の銘柄に合わせて適切な量を自動で投入してくれるので、忙しい時も効率的に洗濯でき、家事の時間を大幅に短縮できます。仕事や外出が多い方にはありがたい機能が多いモデルです。
ごきげんポイント
ウルトラファインバブルや水温設定から、洗浄力を重視していることが伺えます。スマホ連携で、家事の効率も大幅に向上しそうです。
商品の基本情報
- 洗濯12kg/乾燥7kg
- 左/右開き
- ヒートポンプ式乾燥
商品の詳細情報
IRIS OHYANA (アイリスオーヤマ)
洗濯乾燥機 ドラム式 CDK842
専門家が選ぶおすすめポイント
低価格ながらも、高い洗浄力、まとめて洗濯したい1〜2人暮らしの方向け
CDK842は、衣類をまとめて洗濯したい少人数世帯の方にぴったりのドラム式洗濯機です。コンパクトながら大容量で、1度に多くの衣類を洗濯できます。温水洗浄機能も搭載。繊維の奥までしっかりと洗浄でき、衣類のニオイや黄ばみを徹底的に除去します。
ふんわりシワ取りコースでアイロンがけ不要
ふんわりシワ取りコースでは、乾燥の時間を敢えて短くすることで、衣類のシワを軽減。乾燥後にハンガー干しすることで、アイロンがけの手間も減らせます。特に、時間のない朝や忙しい平日に便利です。シワになりやすいワイシャツなどの衣類も安心して洗濯できるため、見た目もきれいに整った衣類を着用できるのが魅力です。
ごきげんポイント
ドラム式洗濯機の中では低価格ながら、十分な機能ですね。乾燥を使うと衣類のシワなどは私も気になるため、しわとりコースは魅力的です。
商品の基本情報
- 洗濯8kg/乾燥4kg
- 左開きのみ
- ヒーター式乾燥
商品の詳細情報
HITACHI(日立)
ドラム式洗濯乾燥機 BD-SV120J
専門家が選ぶおすすめポイント
コスパに優れたモデル、乾燥フィルター無搭載でお手入れラク
BD-SV120JLは、ビッグドラムシリーズの中でもリーズナブルなので、購入費用を抑えてドラム式洗濯機を購入したい方におすすめです。手頃な価格でありながら、高い洗浄力、乾燥力はキープしています。また、乾燥フィルターが無いため、月1度の排水フィルターのメンテナンスのみですみます。
「風アイロン」でシワをしっかり伸ばす
日立の独自技術のヒーター式乾燥「風アイロン」が搭載されています。高速風で、洗濯物のシワをしっかりと伸ばし、ふんわりと仕上がります。洗濯庫内の湿度センサーが搭載されているので、乾きにくい冬物衣類の時はしっかり乾燥させますが、ブラウスなどの乾きやすい衣類が多い場合は乾燥時間を減らすなど、無駄な時間や電気代を削減してくれます。
ごきげんポイント
洗濯12kgの大型の中ではリーズナブルながら高性能。手間を減らしてくれる「風アイロン」やメンテナンスの手軽さは、忙しい方にぴったりではないでしょうか。
商品の基本情報
- 洗濯12kg/乾燥6kg
- 左/右開き
- ヒーター式乾燥
商品の詳細情報
SHARP(シャープ)
ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11B
専門家が選ぶおすすめポイント
ヒートポンプ&ヒーター乾燥のハイブリッド乾燥
ES-X11Bは、ヒートポンプとヒーター乾燥を合わせたハイブリッド乾燥技術が強み。両者のよい所を取り入れつつ、省エネを実現しながらふんわりとあたたかな仕上がりを提供します。
温度センサーと湿度センサーが乾燥具合を的確に感知し、無駄な運転を抑えるため、省エネかつ快適な乾燥が可能です。もちろん、SHARPの独自技術「プラズマクラスター」も搭載で、除菌・消臭もばっちりです。
4つの自動お掃除機能でお手入れ大幅軽減
ES-X11Bは、洗濯槽、乾燥フィルター、乾燥ダクト、ドアパッキンの4つの自動洗浄機能を搭載しています。洗濯機の内部を常に清潔に保てるため、お手入れを楽にしたい方や忙しい方にぴったりです。
ごきげんポイント
ハイブリッド乾燥と自動お掃除機能で、乾燥力とお手入れの手間を両立する優れたモデルですね。省エネ志向の方にもおすすめです。
商品の基本情報
- 洗濯11kg/乾燥6kg
- 左/右開き
- ヒートポンプ式乾燥・ヒーター式乾燥
商品の詳細情報
Panasonic (パナソニック)
ドラム式洗濯乾燥機 Cuble NA-VG2800L/R
専門家が選ぶおすすめポイント
コンパクト設計ながらも10kgの大容量、1〜2人暮らしのご家庭におすすめ
コンパクトな設計が特徴のCuble NA-VG2800Lは、幅60cm、奥行66.5cmのコンパクトサイズ。狭いスペースにも設置が可能で、マンションやアパートに住む方に特におすすめです。省スペースながらも1度に10kgの大容量の洗濯ができるため、少ない洗濯回数ですみます。1〜2人暮らしの1度にまとめて洗濯されるご家庭におすすめです。
液体洗剤・柔軟剤 自動投入で計量不要、アプリとの連携も可能
液体洗剤や柔軟剤を入れておけるタンクを搭載。これにより適切な量を自動で投入してくれます。手が汚れることなく、洗剤の使い過ぎも防げます。さらに、スマートフォンのアプリを使って外出先から洗濯を開始したり、洗濯の終了時刻を変更することもできるため、家事の効率が大幅にアップします。洗剤の軽量を手間に感じる方や、仕事や外出が日常多い方に向いています。
ごきげんポイント
コンパクトな設計は、1~2人暮らしで洗濯機置場が少し狭い方にもうれしいですね。自動投入とアプリ連携も家事効率が上がりそうです。
商品の基本情報
- 洗濯10kg/乾燥5kg
- 左/右開き
- ヒーター式乾燥
商品の詳細情報
Panasonic(パナソニック)
ドラム式洗濯乾燥機 NA-LX129CL/R
専門家が選ぶおすすめポイント
高機能でスタイリッシュなハイグレードモデル
NA-LX129Cは、Panasonic「LXシリーズ」ハイグレードモデルです。濃密泡のスゴ落ち泡洗浄などの高い洗浄力、衣類に優しい低温ヒーター乾燥、さらに衣類に合わせたコース設定など機能性は申し分なし。さらに、洗練された美しいデザインも魅力。サニタリー空間のインテリアにこだわる方にもおすすめです。
消臭・除菌効果の独自技術「ナノイーX」搭載。洗えない衣類の消臭にも
消臭・除菌効果のある独自技術「ナノイーX」を搭載。衣類の臭いや花粉、アレルギー物質も抑えてくれます。さらに洗濯終了後に毎回、乾燥風の吹き出し口からナノイーXを放出し洗濯槽内の黒カビも除菌。洗濯槽内の清潔さが保たれ、衣類をより衛生的に洗濯できます。
また、水洗いが難しい帽子や皮革製品、シーズン中はなかなか洗わないコートなどをナノイーXで消臭できる消臭コースも搭載されています。
ごきげんポイント
アレルギー対策と黒カビ除菌も可能で、清潔さと安心感が際立つハイグレードモデルですね。清潔感や小さい子どもの洗濯を重視する方におすすめです。
商品の基本情報
- 洗濯12kg/乾燥6kg
- 左/右開き
- ヒートポンプ式乾燥
商品の詳細情報
SHARP(シャープ)
ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7J
専門家が選ぶおすすめポイント
1〜2人暮らしにおすすめのコンパクトサイズ、プラズマクラスターも搭載
ES-S7Jは、1~2人暮らしにおすすめのコンパクトサイズのドラム式洗濯機です。一般的な防水パンにも設置できるコンパクトさで、スペースが限られるマンションでも設置できるでしょう。加えて、衣類を乾燥しながらプラズマクラスターで除菌と消臭ができる点も魅力です。
「洗濯槽自動お掃除機能」でお手入れラクラク
「洗濯槽自動お掃除機能」が搭載されており、毎回洗濯後に自動で洗濯槽内を洗浄してくれるので、カビや汚れの付着を防ぎ、常に清潔な状態を保つことができます。さらに、乾燥ダクト自動お掃除機能も搭載。乾燥ダクトと排気口に付着した洗剤成分や糸くずも自動で洗い流してくれます。
ごきげんポイント
洗濯7kgのコンパクトなタイプです。私は清潔に使い続けられるかが重要なので、自動お掃除機能で手間なく毎回自動で洗浄してくれるのは、とても嬉しい機能だと感じました。
商品の基本情報
- 洗濯7kg/乾燥3.5kg
- 左/右開き
- ヒーター式乾燥
商品の詳細情報
TOSHIBA(東芝)
ドラム式洗濯乾燥機 TW-127XM3L
専門家が選ぶおすすめポイント
業界トップクラス乾燥容量7kg、ヒートポンプ式乾燥で衣類にも優しい
TW-127XM3Lは、業界トップクラスの乾燥容量7kgを誇るドラム式洗濯機です。ヒートポンプ乾燥を採用しているため、低温で衣類を優しく乾燥でき、衣類のダメージを抑えつつ省エネ性能も高いのが特徴です。大容量でたくさんの衣類を1度に洗濯・乾燥したい方や、衣類を丁寧にケアしたい方におすすめです。
低振動・低騒音設計で深夜や早朝の使用にも
低振動・低騒音設計で、深夜や早朝も使用できます。騒音を気にせずに洗濯を行えるため、忙しい毎日の中で洗濯の時間を柔軟に調整できるのが魅力です。
ごきげんポイント
洗濯から乾燥まで行うと数時間かかるため、音の大きさはやはり気になります。夜中でも使える静かな低騒音設計は魅力的ですね。
商品の基本情報
- 洗濯12kg/乾燥7kg
- 左開きのみ
- ヒートポンプ式乾燥
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
ドラム式洗濯機はメーカーごとに機能が異なるため、購入前には設置スペースや搬入経路の確認が必須です。また、家族の人数に合わせて余裕をもった容量を選ぶことも大切です。さらに、お手入れ箇所が多いので、手間を減らしたい方はフィルター自動掃除機能や洗濯槽自動洗浄機能を備えたモデルを選ぶとよいでしょう。
本記事を担当した編集者より
ドラム式洗濯機が家にあれば、家事の負担が減るのは間違いなしです。乾燥後の手間も省きたいなら、アイロンが不要な「IRISOHYANA (アイリスオーヤマ)ドラム式洗濯乾燥機 CDK842」や「HITACHI(日立)ドラム式洗濯乾燥機 BD-SV120JL」などを選べばさらに時間にゆとりができそうですね。
今回ご紹介したドラム式洗濯機と一緒に、ぜひ洗濯乾燥機のおすすめ記事も参考にしてください。
本記事を担当した企画者より
その日に着た衣類や入浴後に使ったタオルをすぐに洗いたいタイプなので、低騒音設計のTOSHIBA(東芝)ドラム式洗濯乾燥機 TW-127XM3Lが気になりました。
ただ、ドラム式洗濯乾燥機に憧れるものの我が家ではサイズオーバーで置けないものがほとんど。もう少し技術が進歩して、コンパクトサイズのものが販売されるようになることを願います!