暑い季節になるとエアコンだけではなく、扇風機も欠かせないアイテムとなります。エアコンほど電力を消費せず、自然な風を送ることができる扇風機は、省エネに貢献できる環境に優しい家電です。しかし、いざ購入しようと思っても扇風機は機能もデザインも幅広く、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、家電製品アドバイザーである筆者が扇風機の種類や選び方を解説し、厳選したおすすめの10商品を紹介します。自分に合う理想の扇風機を手に入れて、暑い夏を乗り切りましょう。
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・扇風機の選び方のポイントは?家電のプロが厳選したおすすめ10商品も紹介を公開しました。:2024年8月20日(火)
扇風機の種類
扇風機には様々な種類があり、用途に応じて選択肢が変わります。ここでは、扇風機の各種類の特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説します。
1.リビングファン
リビングファンはモーターで羽根を回転させて風を送る、スタンダードな形状の扇風機です。広い空間に風を送るのに適した強い風量と、高さや風向きの細やかな調節が可能で、首振り機能の範囲も広いという特徴があります。リビングやダイニングなどの広い空間に、広範囲に風を送ることができます。また、他の扇風機に比べて比較的安価なモデルが多いため、コストを最優先する方におすすめです。
一方、リビングファンのデメリットは、デザインのバリエーションが少ないうえサイズが大きいことです。お部屋のインテリアにこだわりがある方や、設置スペース・収納場所が限られている方にとって、生活感ある外観や本体の大きさは購入を躊躇するポイントとなるでしょう。
また、リビングファンは羽根を回転させることで風を発生させるため、うっかり羽根に触れてしまうとけがをする恐れがあります。小さな子どもやペットのいる家庭では、カバーを装着するとより安心して使用できます。
2.羽根なしファン
羽根なしファンは、内蔵された送風機によって風を送る扇風機です。縦長の楕円形の斬新なデザインが特徴で、ダイソンの羽根なし扇風機がもっとも知名度が高いです。
羽根なしファンの最大の特徴は、回転する羽根がないことにより送風部分に触れてもけがをする可能性が低いことです。小さな子どもやペットのいる家庭でも、導入しやすいでしょう。また、扇風機には見えない洗練されたデザインのモデルが多く、おしゃれなインテリアアイテムとして設置することができます。さらに、羽根がないぶんお手入れも簡単で、分解不要で掃除ができることも魅力です。
羽根なしファンは空気清浄機能や温風機能を備えたモデルも多くあり、季節を問わず年間を通して使用することができます。夏は扇風機として、冬は暖房として、通年空気清浄機として、1台3役を担うため、新たに家電製品を買い足す必要がありません。他機能仕様により、コンパクトな空間にも省スペースに設置できます。
羽根なしファンのデメリットは、高度な機能とデザイン性により一般的なリビングファンに比べて高価なことです。予算を低く設定している場合は、リビングファンに比べると選択肢が限られるでしょう。
また、羽根なしファンは滑らかで自然な風を送ることができる一方で、最大風量が弱いと感じることがあります。特に、広い空間で使用する場合や、強い風量を求めている場合は、羽根なしファンの風では物足りないと感じることもあるかもしれません。羽根なしファンを選ぶ際にはデザインや機能性の他に、最大風量にも注目して選択しましょう。
3.タワーファン
タワーファンは、縦長でスリムな形状の扇風機です。設置面積が狭いため、キッチンや書斎などの限られた場所でも使用できます。また、スタイリッシュでおしゃれなデザインのモデルが多く、インテリアとして映える扇風機を探している方にもおすすめです。タワーファンは羽根なしファンと同様に本体に羽根が内蔵されているため、小さな子どもやペットが羽根に触れてケガをする危険性は最小限です。ただし、縦長の形状は不安定で転倒しやすいため、設置場所は慎重に検討しましょう。
タワーファンのデメリットは、一般的なリビングファンに比べて風量が弱いことです。また、稼働音が大きくなりがちなうえ、風向きや高さの調節ができないモデルもあります。強い風量や静音性を求める場合は、機能性に優れるモデルを選択しましょう。
機能はもちろんですが、家のスペースやインテリア、子どもの有無など、その時のライフスタイルに合わせて選ぶのがよさそうです。私は夏しか使わないものなので収納場所なども気になります。
扇風機とサーキュレーターの違い
扇風機とサーキュレーターは、どちらも風を送るための家電製品ですが、その用途や機能には明確な違いがあります。ここでは、扇風機とサーキュレーターの違いを解説します。
1.主な用途と使い方
涼を求めるなら扇風機
扇風機は、人に直接風を当てて涼を取ることを目的に設計されています。広範囲にわたって柔らかい風を送り出し、快適な風を浴びることで体感温度を下げることができます。部屋に複数の人がいる場合でも、首振り機能により部屋全体を均一に涼しくすることができるのも扇風機の魅力です。静音設計のモデルなら、寝室やリビングなどの静かな環境でも心地よく使用できます。
空気の循環を求めるならサーキュレーター
サーキュレーターは、部屋全体の空気を循環させることを目的に設計されています。人が直接風に当たるのではなく、空気の流れをつくり出すことが得意です。扇風機よりも強力で直線的な風を送り出すことができるため、サーキュレーターを使うことで部屋の隅々まで空気を動かし、温度を均一に保つことができます。
エアコンや暖房とサーキュレーターを併用することで、冷暖房の効率を上げたり、部屋の空気のよどみを防いだりすることができます。室内の換気や、湿気取りとして使用することも可能です。
夏場にサーキュレーターを使う場合は、クーラーと併用するのがおすすめです。冷たい空気は下に溜まり、あたたかい空気は上に溜まる性質があります。サーキュレーターで空気を循環させることで、部屋全体を効率的に冷やすことができます。
扇風機は人が涼むことを目的とした家電である一方で、サーキュレーターは室内の空気を循環させることを目的とした家電です。使用用途が明確に異なるため、それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けることで、より快適な室内環境をつくることができます。
2.電気代
扇風機とサーキュレーターの消費電力は、どちらも20~30W程度です。ここでは、30Wの製品を使用した場合にかかる電気料金をおおまかに計算しました。
現在、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が発表している電気料金の目安単価は、31円/kWhです。
扇風機またはサーキュレーター(30W)を1日24時間、1カ月(30日)使用した場合、
1日あたり:0.03(kW)×24(h)×31(円/kWh)=22.32円
1カ月あたり:22.32円×30日=669.6円
扇風機とサーキュレーターのおおよその電気料金です。扇風機とサーキュレーターの消費電力はほぼ同程度であるため、用途や目的によって上手く使い分けるとより家庭全体の消費電力を抑えることができます。個々の製品の詳しい消費電力が気になる方は、購入する際に定格消費電力が記載されていますので、上記の計算式にあてはめてぜひ計算してみてください。
私は冷たい風が苦手なので家では扇風機をよく使っていますが、職場ではサーキュレーターで循環させて、一部だけ寒すぎない環境をつくれています。目的によって使い分けするとよさそうですね。
扇風機の選び方
扇風機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
1.モーターの種類で選ぶ
るモーターによって風量や静音性、省エネ性能などが異なります。扇風機を選ぶ際には、まずはどちらのモーターを搭載しているのかチェックしましょう。
ACモーター
ACモーターは、扇風機に搭載されるもっとも一般的なタイプです。製造コストが低いため、比較的安価で購入できることがメリットです。その一方で、風量設定が弱・中・強の3段階程度しかないモデルが多く、細やかな調節ができないことがデメリットといえます。
また、DCモーターに比べると運転音が大きく、静音性を求める方には不向きです。さらに、DCモーターよりも消費電力が多く、長時間使用すると電気代が高くなってしまう可能性があります。
DCモーター
DCモーターは、高性能扇風機に多く搭載されているタイプです。モーターの回転数を細かく調節できるため、微細な風量調節が可能。室温や使用シーンに合わせて、好みの風量に設定できることがメリットです。
また、DCモーターは運転音が小さく、就寝時などの静かな環境での使用に適しています。さらに、DCモーターはACモーターよりも消費電力が少なく、長時間使用しても電気代を抑えられます。その一方で、DCモーターを搭載した扇風機は、製造コストと比例してACモータータイプよりも価格が高いことがデメリットです。
扇風機を選ぶ際には、使用目的や予算に見合ったモーターを搭載したモデルを選択することが大切です。価格を抑えたい場合はACモーターを、静音性や省エネ性能を重視する場合はDCモーターを選ぶとよいでしょう。
2.デザインとサイズで選ぶ
扇風機は、さまざまなデザイン・サイズで展開されています。お部屋の雰囲気に溶け込むデザインの扇風機を選ぶことで、インテリアのひとつとしておしゃれに設置することができます。
また、空間の広さに合ったサイズの扇風機を選ぶことも大切です。リビングなどの広い空間には風量の強い大きなサイズ、玄関や脱衣所などのコンパクトな空間にはほどよい風量の小さなサイズがおすすめです。使用する場所に合わせて、適切なサイズの扇風機を選択しましょう。
3.機能で選ぶ
ひと口に扇風機といっても、搭載している機能はモデルごとに異なります。どのような機能を求めるかによって選択肢も異なるため、機能性を比較しながら自分にピッタリのモデルを選択しましょう。
①タイマー機能
タイマー機能付きなら、指定した時間に扇風機を自動でつけたり消したりできます。就寝時にタイマーを設定しておけば、夜中に起きて扇風機を切る手間が省けます。また、外出前にオンタイマーをセットしておけば、帰宅時にあらかじめ部屋を涼しくできるという利便性もあります。
②リモコン操作機能
リモコンが搭載されていれば、離れた場所からでも扇風機を自由に操作できます。リモコンを使って風量やタイマーの設定、首振り機能のオンオフなどを簡単にコントロールできるため、特に広い部屋や寝室での使用に便利です。
③静音モード機能
静音モードは、扇風機の動作音を抑える機能です。夜間や静かな環境で静音モードを使用することで、耳障りな動作音を軽減できます。特に、30dB以下に静音設定できるモデルなら、扇風機の動作音が睡眠に与える影響を大幅に軽減できます。
④自動温度調節機能
自動温度調節機能を搭載した扇風機は、部屋の温度をセンサーが感知して風量を自動で調整します。暑くなったら風量を強くし、涼しくなったら風量を弱めることで、常に快適な室温を保つことができます。手動で風量を調整する手間が省けることはもちろん、エネルギーの無駄遣いも削減できます。
⑤スマート機能
スマート機能が搭載されていれば、Wi-FiやBluetoothを介してスマートフォンと連携し、専用アプリで扇風機を操作することができます。扇風機のオンオフや風量調整、タイマー設定などをスマホから操作できるため、リモコンがなくても快適に使用できます。さらに、スマートスピーカーと連携できるモデルなら、音声操作も可能です。
⑥空気清浄機能
扇風機に空気清浄フィルターが搭載されていると、風を送りながら空気中のホコリや花粉、アレルギーの原因となる微細な粒子を除去することができます。特に、アレルギー体質の方や、空気の質を気にする方は要チェックです。
他にもチャイルドロック機能やアロマ機能など、最新の扇風機にはさまざまな便利機能が搭載されています。自分のライフスタイルや使用シーンに合わせて必要な機能を備えた扇風機を選ぶことで、より快適な夏を過ごすことができます。
最近では便利な機能がたくさんあるんですね!種類が豊富なので、何を重要視するかを先に決めておくと、選びやすいようです。
扇風機のおすすめ10商品
ここからは家電製品アドバイザーである筆者がおすすめの扇風機10商品を紹介します。おうち時間がもっとごきげんになりそうな商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で紹介する商品一覧
ダイソン(Dyson)
Purifier Hot + Cool 空気清浄ファンヒーター HP07
専門家が選ぶおすすめポイント
1台3役・スマート機能を持つ優れもの
扇風機機能の他に空気清浄機能、ヒーター機能を搭載しているため、オールシーズン活躍します。また、スマート機能を搭載しており、専用アプリと連携すると外出先からでも風量操作やタイマー設定ができます。さらに、AmazonAlexaやGoogleアシスタントを介した音声操作も可能です。マルチな機能をもつおしゃれな扇風機をお探しの方に、おすすめの1台です。
革新的な羽根なしデザイン
従来の扇風機とは一線を画す、スタイリッシュな羽根なしデザインが特徴です。羽根に触れてけがをする危険性がなく、小さな子どもやペットがいる家庭でも気兼ねなく使用できます。また、羽根がないことでホコリが溜まりにくく、簡単に汚れを拭き取ることができます。羽根がないシンプルでスタイリッシュな外観は、どんなインテリアにもマッチします。
ごきげんポイント
おしゃれな羽なしデザインで掃除もしやすい!1台3役なのでお値段は少し高めですが、空気清浄機やヒーターとしてオールシーズン使えるのも嬉しいポイントです。
商品の詳細情報
シャープ(SHARP)
プラズマクラスター扇風機 PJ-R3DS
専門家が選ぶおすすめポイント
SHARP独自のネイチャーウィングとプラズマクラスター機能を搭載
アサギマダラ蝶の羽根のくびれと、羽ばたく時のうねりを応用したネイチャーウィングが特徴です。ネイチャーウイングが連続的に生み出す風は、自然の風のようにムラが少なく、均一に届くため手足の冷え過ぎを抑えられます。また、プラズマクラスター機能を搭載し、風を送りながら空気を浄化します。送風機能だけではなく、空気清浄機能も備えた扇風機をお求めの方におすすめです。
静音設計と省エネ性能&細かな風量調節機能で快適
風量を細かく制御できるDCモーターを採用し、静音性(風量最小運転時:16dB)と低消費電力(風量最小運転時:2.7W)を実現しています。32段階に風量切替が可能で、優しい微風からパワフルな強風まで、自分に合う風量を細かく設定できるところが魅力です。DCモーターの効率的な運転により、電気代を抑えつつ長時間の使用が可能です。
ごきげんポイント
静音性が高く、眠る時にも使えそうですね。空気清浄機能はもちろん、角度を変えればサーキュレーターとしても使えそうなのが高ポイント!
商品の詳細情報
レボイト(Levoit)
Classic 36インチ タワーファン LTF-F361-WJP
専門家が選ぶおすすめポイント
羽根なし設計で省スペースなデザイン
羽根がないデザインにより、手が巻き込まれてけがをする心配がありません。また、縦長なデザインながらも底盤が安定していて倒れにくいため、小さな子どもやペットのいる家庭でも気軽に導入できます。すっきりとしたスリム仕様により、部屋の隅などの狭い場所にも設置することができます。持ち手付きで持ち運びが簡単なため、リビングから脱衣所へなど、頻繁に扇風機を移動する機会が多い方にもおすすめです。
パワフル立体送風温度センサーで自動運転
室温の変化に応じて風量を自動調整する、温度センサーを搭載しています。センサーを通じて快適な風量と室温を記憶し、自動的に心地よい風量に調整します。自分でこまめに風量設定することが面倒な方に、ピッタリの1台。室温に合わせて、常に快適な風を維持することができます。
ごきげんポイント
縦長のデザインで横幅がコンパクトなのに風量がパワフルな扇風機です。リーズナブルで、スタイリッシュさを求める方にとってもおすすめ。
商品の詳細情報
山善
扇風機 YLT-AG30E
専門家が選ぶおすすめポイント
どんな空間にも溶け込むシンプル扇風機
ACモータータイプのスタンダードなリビングファンです。土台やガードをフラットな形状にすることで、すっきりとしたデザインを実現。どんなお部屋にも合わせやすい、シンプルな扇風機です。送風機能だけで十分という方や、コストを最優先にする方におすすめのモデルです。
操作もシンプルでわかりやすい
風量調節は3段階で、直感的に操作できるシンプルなボタン配置です。風向も手動で上下左右に調節できるため、好みの角度で使用できます。扇風機として必要充分な機能を搭載した、使い勝手のよい仕様です。シンプルな操作性を重視する高齢の方にも使いやすいでしょう。
ごきげんポイント
これぞ扇風機!という一般的なイメージの扇風機です。余計な機能はいらなず低予算で求めている方ならこちらを選択すると間違いなさそう。
商品の詳細情報
Airdog
The Fan portable AIR-FN-H1
専門家が選ぶおすすめポイント
コードレスでも使用可能な2WAY仕様
Airdogの扇風機は、ACアダプタでもコードレスでも使用できる2WAY仕様です。コードレスでも約24時間連続運転が可能なため、キャンプやグランピングなどのアウトドアシーンでも活躍します。暑い日の熱中症対策になるため、アウトドア好きの方は要チェックです。もち運びに便利な専用バッグも付属しています。
軽量コンパクト設計で気軽に持ち運べる
本体重量約2.7kgの軽量設計です。簡単にもち運びできるうえ置き場所を選ばないため、好きな場所で好きな時に使用できます。縦横29.6cm、高さ16.4cmと、コンパクトに収納できるのも魅力です。扇風機の収納スペースに困っている方にも、おすすめの1台です。
ごきげんポイント
折りたたんで持ち運びも可能な扇風機があるのは知りませんでした。いつも同じ部屋だけではなく、いろいろな場所で使いたい方にはぴったりではないでしょうか。
商品の詳細情報
BALMUDA
GreenFan Studio AGR01JP
専門家が選ぶおすすめポイント
洗練された高級感のあるデザイン
BALMUDAの扇風機GreenFanシリーズは、扇風機らしからぬ三脚の高級感のあるデザインが魅力です。発売からずっと支持され続けるロングセラーモデルで、インテリアのワンポイントとなる、デザイン性の高い扇風機を求める方におすすめです。
1年中使用できるオールシーズンファン
優しいそよ風から、約23m先の空気を動かす大風量まで、細かく風量を設定できます。扇風機としてだけではなく、サーキュレーターとしても使用できるため、オールシーズン活躍します。また、GreenFanは、世界で初めてDCモーターを採用した扇風機です。静音性と省エネルギー性に優れており、少ない電力で心地よい風をつくり出します。
ごきげんポイント
23m先まで送風できるとはすごいですね。他では見かけない三脚デザインは、おしゃれな家電を求めている方にもおすすめできそうです。
商品の詳細情報
ドウシシャ(DOSHISHA)
Kamomefan +c lite K-F25AY
専門家が選ぶおすすめポイント
かわいいフォルムで人気のデザイン
新開発の羽根の搭載に伴い、前面のフレームが丸く柔らかなフォルムに。どんなインテリアにもなじみやすい、可愛らしいデザインです。アロマケースにアロマオイルを入れて送風すると、風に乗って香りが広がりよりリラックスすることもできます。電源のオン・オフでかもめの鳴き声がする設計も要注目ポイントです。
本体重量約2.2kgの超軽量扇風機
本体の重量はわずか2.2kgほどで、楽にもち運ぶことができます。リモコンも付属され、離れた場所からでも手元で簡単に操作できます。また、本体の操作部分は椅子や床に座った状態はもちろん、立っていても楽に指が届く絶妙な高さに設計されています。
ごきげんポイント
静音性が高く優しい風が特徴です。強すぎる風やうるさい音はちょっと苦手という女性などにぴったりだと思いました。
商品の詳細情報
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
タワーファン TWF-M73
専門家が選ぶおすすめポイント
ACモーター搭載のシンプルなタワーファン
シンプルな機能で使いやすい、Amazonスリム扇風機・タワーファンカテゴリで1位になったこともある人気の扇風機です。左右自動首振り機能付きで、風量は3段階で調整できます。ACモータータイプにより、購入しやすい価格帯なのも魅力です。省スペースに設置できる、お手頃価格のタワーファンを探している方におすすめの1台です。
縦・横に風を送る立体送風
一般的なリビングファンの送風口に比べて約138%縦に長い設計により、より広い範囲に風を送ります。頭から足元まで、全身を涼しくしてくれます。左右65°の自動首振り機能で、お部屋全体に風を送ることができます。
ごきげんポイント
お手頃価格の縦型扇風機が欲しいなら、選択肢のひとつとしておすすめ。5,000円前後で購入できます。
商品の詳細情報
日立(HITACHI)
リビング扇風機 HEF-DL300
専門家が選ぶおすすめポイント
DCモーター搭載で心地よい風を作り出す
DCモーターならではの低速回転により、うちわであおいだような自然で優しい風を実現しています。心地のよい風を送る「微風(うちわ風)」から、すぐに涼めるパワフルな「強風」まで、シーンに合わせて風量を6段階に調節できます。左右約75°の首振り機能で、広範囲に風を送ります。
充実の快適機能
減灯&消音機能とおやすみ運転機能により、就寝時でも快適に使用することができます。おやすみ運転は、設定した風量から約20分ごとに風量「微」まで1段階ずつ下がります。また、誤操作を防ぐチャイルドロック機能を搭載し、小さな子どもがいる家庭におすすめです。
ごきげんポイント
2万円台と少し高めに感じる方もいるかもしれませんが、やはり信頼できる日立製。うちわ風から強風までの風がとても心地よく、人気の扇風機です。
商品の詳細情報
シロカ(siroca)
DC音声操作サーキュレーター扇風機 SF-V191
専門家が選ぶおすすめポイント
声で操作する音声認識扇風機
スマートスピーカーと連携することで、呼びかけるだけで動作や設定をコントロールできる音声認識機能を搭載。家事などで手が離せないシーンでも声で操作できるため、よりストレスフリーに使用できます。応答音声は「ポチ/タマ」の2種類から選択できます。可愛い音声との会話は、癒しの時間となることでしょう。
シロカ独自のふわビューン技術
羽根・ガード・モーターを組み合わせた「ふわビューン技術」を搭載しています。心地よく眠れる静かで優しい風から、室内の換気や洗濯物乾燥に役立つパワフルな風まで、シーンに合わせて幅広い送風設定が可能です。風量は8段階で調節できます。扇風機としてだけではなく、サーキュレーターとしても1年中活躍します。
ごきげんポイント
他にはあまりない音声認識機能が特徴です。離れたところから手を使わずに操作できると、家事をしながらや、寝る前に布団の中にいながらでも調整できるのが良いなと思いました。
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
扇風機の選び方やおすすめの商品を紹介しました。筆者自身は自宅でダイソンの羽根なし扇風機を使用しています。空気清浄機としても使用しているため1年中活躍しており、羽根がないため小さな子供が2人いても安心して使用できています。シンプルな製品から多機能な製品まで幅広くありますので、今回の記事を参考に自分に合った理想の1台を手に入れて、夏を快適に過ごしましょう。
本記事を担当した編集者より
我が家は小さい子どもがいて、手を挟んだりハウスダストなども気になるので【ダイソンの空気清浄ファンヒーター】はとても魅力的だなと思いました。1年中活躍してくれそうなのも嬉しいです。
扇風機として気軽に使う目的なら、スペースをとらないコンパクトな【アイリスオーヤマ タワーファン】もお手頃価格で家にも置きやすそう。
本記事を担当した企画者より
今まではサーキュレータのみを使っていたのですが、あまりの暑さから、この夏ついに扇風機デビューしました!山善の扇風機のようなシンプルなデザインのものを購入しました。
「扇風機とサーキュレーターの違い」の解説にもあった通りなのですが、直接風を体で感じることができる扇風機は、サッと涼むのに最高でした。
体で風を感じることができれば、エアコンの設定温度が高めでも、意外と涼しく感じるんですよね!我が家ではいつも冷房温度は27度に設定していて、使った割にエアコン代は抑えられている印象です。
サーキュレーターと扇風機、どちらも上手に活用しながら夏冬のエアコン代の節約を目指していきます!
本記事を担当した管理者より