カジュアルに音楽を楽しめるワイヤレスヘッドホン。ケーブルがないため物や体に引っかかることなく、気軽に高音質の音楽を楽しめる魅力的な家電です。しかし、いざ購入しようと思っても種類が多く、自分に合ったワイヤレスヘッドホンの選び方が分からず困ってしまいますよね。
そこで家電アドバイザーである筆者がワイヤレスヘッドホンの選び方のポイントと、おすすめのワイヤレスヘッドホンを10商品紹介します。自分に合ったワイヤレスヘッドホンを選んで、毎日の生活に音楽を取り入れてくださいね。
更新情報
・「ワイヤレスヘッドホンのおすすめ10商品をプロが厳選|種類と特徴、選び方も解説」を公開しました。:2024年5月23日(木)
ワイヤレスヘッドホンの3つのメリット
ワイヤレスヘッドホンにはたくさんのメリットがありますが、なかでも3つ厳選して紹介します。
無線仕様で快適に使える
ワイヤレスヘッドホンは、無線仕様により、音楽を楽しんでいる途中でケーブルが物や体に引っかかる心配がありません。有線ヘッドホンのようにカバンの中でケーブルが絡んだり、断線したりすることもありません。わずらわしいケーブルから解放されることで、より音楽に集中できます。
本体から直接操作できる
ワイヤレスヘッドホンの多くは、イヤーカップに操作ボタンやタッチセンサーコントロールパネルが搭載されています。再生デバイスを操作しなくても音楽の再生や停止、曲送りや戻し、音量の調整などをワイヤレスイヤホンから直接行えます。
おしゃれなデザイン性
ワイヤレスヘッドホンはデザインやカラーバリエーションが豊富で、ファッション性が高いです。自分の個性を反映した外観のワイヤレスヘッドホンなら、音楽を聞くという実用性だけでなくファッションアイテムとしても活用できます。耳に着けるのはもちろん首にかけたり、帽子とコーディネートしたり、おしゃれの一部として「魅せる」演出が可能です。
ヘッドホンをファッションアイテムとして活用する若者が増えているようで、実用的な機能だけでなく、デザインやカラーも多様化してきています。
ワイヤレスヘッドホンのよくある質問
初めてワイヤレスヘッドホンを使う方にとって、疑問や不安は尽きないもの。ワイヤレスヘッドホンについて多く寄せられる、疑問や不安に回答します。
ワイヤレスヘッドホンの音質は?
ワイヤレスヘッドホンはBluetoothを使って音を端末に飛ばすため、有線よりも音質が劣ると思われがちです。確かにBluetoothの規格や対応するコーデック(圧縮方式)によっては、音飛びや音の遅延が起こる可能性があります。よって、音質にこだわりがある方や、音の安定性を求める方には、有線の方が優れていると感じることも。
しかし、ワイヤレスヘッドホンでも音質や性能にこだわったモデルが多く展開されているため、音楽をカジュアルに楽しむことが目的ならあまり気にする必要はないでしょう。
ただし、音質のよさは価格に比例する傾向にあることから、予算に限りがある場合は機能性をしっかりと考慮したうえで適切なモデルを選択しましょう。
ワイヤレスヘッドホンのバッテリーの持ち時間は?
ワイヤレスヘッドホンにおけるバッテリーの駆動時間は、モデルごとに異なります。一般的には10~25時間前後のモデルが多く、なかには40〜60時間の連続再生が可能なロングバッテリー仕様のモデルも展開されています。ワイヤレスヘッドホンを使用する時間が長い方や、充電回数を減らしたい方は連続再生時間にも注目しましょう。
ワイヤレスヘッドホンの装着感は?
ワイヤレスヘッドホンの装着感は本体の重量やイヤーパッドの素材、ヘッドバンドの形状によって大きく異なります。装着感がよいと長時間着け続けても負担になりにくく、心地よく音楽に集中できます。
しかしフィット感が悪いと使用中に落としてしまったり、着け続けることが苦痛になったりすることも。装着感の良し悪しは使い心地を左右するため、ワイヤレスヘッドホンを購入する際には実際に耳に着けて確認しましょう。
ワイヤレスヘッドホンを使うか悩んでいる方は、ぜひ上記のQAを参考にして、ご自身のライフスタイルに取り入れてみてください。
【音質別】ワイヤレスヘッドホンの種類と特徴
ワイヤレスヘッドホンには、さまざまな種類があります。ワイヤレスヘッドホンの耳を覆う部分のことを、ハウジングといいます。ハウジングには音を鳴らすドライバーユニットが内蔵され、種類によって音の聞こえ方や印象が異なります。ここではワイヤレスヘッドホンの種類や、それぞれの音の特徴を解説します。
しっかりとした重低音が出るのは密閉型(クローズド型)
密閉型のワイヤレスヘッドホンは、ドライバーユニット(振動板)の背面がハウジングで覆われているのが特徴です。音が外に漏れにくいうえ周囲の音も遮断できるため、電車や飛行機などの雑音が多い環境でも音楽に没頭できます。
しっかりとした低音が出ることから、ロックミュージックのように音に厚みがあり、ベース音を聴きたい方におすすめです。パナソニック ワイヤレスヘッドホン RP-HF410B-Kや、BOSEのQuietComfort45 headphonesが特に低音が強く聴こえます。
臨場感のある音を出せるのは開放型(オープン型)
開放型のワイヤレスヘッドホンはドライバーユニットの背面が密閉されておらず、外に音が漏れる構造になっているのが特徴です。ハウジングから音が漏れることにより、クリアな高音質を聴くことができます。
ただし、密閉型に比べて開放型は音漏れしやすく、雑音を取り込みやすいため、屋外や周囲に人がいる環境での使用には適しません。室内やプライベート空間で、音楽や映画を臨場感たっぷりに楽しみたい方におすすめです。オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-HL7BTがぴったりです。
純粋な音を楽しめるのはモニターヘッドホン
モニターヘッドホンはレコーディングや音楽制作などにおいて、音の変化や乱れをチェックするために用いられるヘッドホンです。
一般的なヘッドホンは聞きやすいように音を加工して耳に届けられますが、モニターヘッドホンは原音に近い純粋な音を聞くことができます。アーティストが作った音をそのまま楽しみたいなら、オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-M50xBT2がおすすめです。
臨場感がある高音質を求めるならノイズキャンセリング機能付き
ノイズキャンセリング機能とは雑音(ノイズ)と逆位相の波形を作り出し、不快な音を打ち消す機能のことです。ノイズキャンセリング機能を使うと周りの雑踏や騒音を遮断できるため、ワイヤレスヘッドホンから流れる音が聞こえやすくなります。
ノイズに悩まされることなく臨場感のあるサウンドを楽しみたい方や、聞きたい音楽に没頭したい方にとって、必要不可欠な機能と言えるでしょう。SENNHEISER MOMENTUM4 wireless、SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM5がおすすめです。
どんな音をどんなシチュエーションで聴くかで、選ぶヘッドホンが違うんですね。音にこだわりのある人は要チェックです。
ワイヤレスヘッドホンの選び方
ワイヤレスヘッドホンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
1.フィット感で選ぶ
音質や機能性が優れていることはもちろんですが、着け心地がよいことがもっとも大切なポイントです。フィット感を確認するには、実際に耳に着けてみることが大切です。しかし、購入前に試すことができない場合は「密閉型」か「開放型」かも、フィット感を測る指標になります。
「密閉型」はイヤーパッドと耳の密着度が強く、フィット感に優れています。場合によって耳に圧迫感を感じたり、締め付けが強いと感じたりすることもあるため、イヤーパッドのサイズや本体の重量にも注目して選択しましょう。
「開放型」は、ハウジング(耳を覆うイヤーカップの部分)がメッシュで密閉されていないため、密閉型よりも圧迫感が少なく開放感があります。音漏れの心配があるため屋外での使用には不向きですが、室内やプライベート空間でなら長時間着け続けてもストレスを感じにくいでしょう。
2.機能性で選ぶ
ワイヤレスヘッドホンには周りの騒音を消すノイズキャンセリング機能や、通話に便利なマイクを搭載した高機能モデルがラインナップされています。機能性に富んだモデルは非搭載モデルに比べると価格が高くなるため、予算があるならどんな機能が必要なのかしっかりと検討しましょう。
また、専用アプリで自分好みの音質にカスタマイズできるモデルもあります。音質にこだわりたいなら、専用アプリが用意されているかについても確認しましょう。
3.操作性で選ぶ
ワイヤレスヘッドホンの多くは、イヤーカップに操作ボタンやタッチセンサーコントロールパネルが搭載されています。なかには音声アシストに対応したモデルもあり、両手がふさがった状態でもペアリングや曲送り戻し、音量調整などをスムーズに行えます。モデルごとに操作性は大きく異なるため、ワイヤレスヘッドホンを使用するシーンを想像しながら自分に合った一台を選択しましょう。
4.通話性能で選ぶ
通話やオンライン会議でワイヤレスヘッドホンを使いたいなら、マイク機能付きのモデルを選択しましょう。ビームフォーミングマイクや、ボイスピックアップテクノロジーを搭載したモデルなら、よりクリアな音声を相手へ届けられます。周囲が騒がしい状況でも滞りなく会話ができるため、移動が多い方や屋外で通話する機会が多い方は要チェックです。
5.連続再生時間で選ぶ
バッテリーが途中で切れてしまうことが心配な方や、長時間ワイヤレスヘッドホンを使い続けたいならロングバッテリータイプを選択しましょう。ロングバッテリータイプはフル充電で40~60時間使用できるため、電池残量を気にせず音楽や映画に没頭できます。
またクイック充電に対応したモデルなら、短時間で素早く充電できます。数分の充電で1時間以上使用できるものもあるため、充電することを忘れがちな方はしっかりチェックしましょう。
静かな電車の中で、人のヘッドホンから漏れる音楽が気になることがあります。自分の着け心地や聞きやすさも重要ですが、音漏れなどもチェックして、他の人への配慮も考慮するとよさそうですね。
ワイヤレスヘッドホンのおすすめ10商品
ここからは家電アドバイザーである筆者が、おすすめのワイヤレスヘッドホンを10商品紹介します。おうち時間がもっとごきげんに過ごせそうな商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で紹介する商品一覧
パナソニック
ワイヤレスヘッドホン RP-HF410B-K
専門家が選ぶおすすめポイント
軽量コンパクト!お手頃価格でワイヤレスヘッドホンデビューにぴったり
パナソニックのRP-HF410Bは、約130gと軽量かつコンパクトです。折りたたみ式でカバンの中でも場所を取りません。連続再生時間は約24時間で、通勤や通学の合間の使用なら充電の手間もかかりません。軽くて値段も比較的安価なため、初めてワイヤレスヘッドホンを使う方にぴったりです。
すべて耳元のボタンで操作可能
耳元のボタンで音楽の再生、選曲操作、音量の上げ下げ、通話の受話、終話もできます。さらにSiriなどの音声アシストにも対応した優れものです。音楽を聴くのも通話をするのも、スマホの操作は不要。ハンズフリーで快適に過ごしたい方におすすめです。
ごきげんポイント
軽量でコンパクトなヘッドホンは持ち歩きに便利そうです。今回紹介している商品の中で一番手頃な価格で、初心者におすすめのモデルです。ロックをよく聴く人に特におすすめです。
商品の詳細情報
JBL
Tune 520BT
専門家が選ぶおすすめポイント
カラバリ豊富で、見た目も可愛い
JBL Tune 520BTは、4色のカラーバリエーションを展開しています。音楽を聴くだけではなく、デザイン性にこだわりたい方におすすめです。デザイン性だけではなく、機能性も充実しています。同時に2台の機器に接続できる「マルチポイント」機能を搭載し、スマホとPCどちらでもワイヤレスヘッドホンを使用できます。
最大約57時間のロングバッテリーで、充電の手間いらず
前モデルから17時間も連続再生時間が伸びた、最大約57時間のロングバッテリー仕様です。こまめに充電する手間が省けるため、長時間音楽を聴きながら仕事や勉強に没頭したい方や、電池残量を気にせず使い続けたい方におすすめです。
ごきげんポイント
定番の黒だけでなく、白、紺色、パステルパープルのヘッドホンをつけているとおしゃれに見えます。見た目だけでなく、機能面も十分で手に取りやすい価格なのも嬉しいですね。ポップスをよく聴く人におすすめのヘッドホンです。
商品の詳細情報
SONY
ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH520
専門家が選ぶおすすめポイント
専用アプリで、自分好みの音を楽しめる
SONYのWH-CH520は、専用アプリに対応しています。8種類のプリセットから選択することも、自分で好きなようにイコライザー設定することもできます。幅広いジャンルの音楽を聴きたい方にとって、嬉しい機能です。
ロングバッテリーに加え、クイック充電で充電切れも怖くない
最長50時間の連続再生が可能なうえ、3分の充電で約1.5時間使用できるクイック充電にも対応しています。充電をうっかり忘れてしまっても、すぐに使用できます。休憩時間にちょっと充電する…というような使い方もできるため、忙しい方にぴったりです。さらにマルチポイントにも対応し、2台同時接続も可能です。
ごきげんポイント
音にこだわりのある方におすすめのヘッドホンです。ブラック、ブルー、ホワイト、ベージュと落ち着いた色から選べるのも魅力です。1万円未満で手に取りやすい商品です。ポップス好きの人におすすめです。
商品の詳細情報
オーディオテクニカ
ワイヤレスヘッドホン ATH-HL7BT
専門家が選ぶおすすめポイント
装着感がよく、自然な音を楽しめる
オーディオテクニカのATH-HL7BTは、開放型のワイヤレスヘッドホンです。開放型の特徴である音の自然さを実現して、音の鳴り方や余韻を楽しめます。開放型のワイヤレスヘッドホンは音漏れしやすいため、室内使いがメインの人におすすめです。また、2層構造のイヤパッドを採用し、フィット感を高めています。音質だけでなく、着け心地も重視したい方にぴったりです。
通話も快適
音楽を聴くだけでなく、通話も快適にできるよう工夫されています。ヘッドホン内の2ヶ所に小型の高性能マイクが搭載され、周囲の雑音をカットしながらクリアな音声を相手に届けることができます。在宅ワークやオンライン会議でワイヤレスヘッドホンを使いたい方におすすめです。
ごきげんポイント
持ち運び用ではなく、自宅で仕事をする方におすすめのモデルです。2万円弱でこの音質を楽しめるのはお得感があります。ポップス好きにはちょうどよいバランスのよいヘッドフォンです。
商品の詳細情報
Marshall
MAJOR Ⅳ
専門家が選ぶおすすめポイント
デザイン性がありコンパクト、音質も印象的
MarshallのMAJORⅣは、音質もデザイン性も妥協しないワイヤレスヘッドホンです。うなるような低音から滑らかな中音域、鮮やかな高音域を奏でる臨場感に富んだサウンドを楽しめます。ボタンではなく、コントロールタブで操作するのも魅力的です。コンパクトに折り畳むこともできます。
約80時間の連続再生が可能!クイックチャージやワイヤレス充電にも対応
約80時間のロングバッテリー仕様です。クイック充電にも対応し、15分の充電で約15時間の連続再生ができる優れもの。さらに、ワイヤレス充電にも対応した充実の機能性です。長旅用につくられたヘッドホンにより、旅行に持って行きたい方や移動時間が長い方、軽くて長時間使えるワイヤレスヘッドホンを探している方におすすめです。
ごきげんポイント
音質にこだわる方、デザイン性も重視したい方にはおすすめのワイヤレスヘッドホンです。充電の持ちがよいのもポイントです。ポップスを聴くのにぴったりなバランスの取れたヘッドホンです。
商品の詳細情報
オーディオテクニカ
ワイヤレスヘッドホン ATH-M50xBT2
専門家が選ぶおすすめポイント
透明感のある中高域と、深い低音を楽しめるモニターヘッドホン
ATH-M50xBT2は、原音を忠実に再生するモニターヘッドホンです。ミュージシャンやエンジニア用のプロユースですが、高音質を求める一般ユーザーにも支持されています。アーティストの原音を忠実に聴けるため、加工されていないリアルな音源に浸りたい方におすすめです。専用アプリで自分好みにカスタマイズすることも可能です。
ハイレゾ音源にも対応し、高音質をしっかり堪能できる
ハイレゾ相当の高音質が聴けるLDACを搭載し、ハイレゾ音源を持っている方にぴったりの1台です。音はもちろんですが、通話機能も高くクリアな通話ができます。マルチポイントにも対応し、機能性に富んだワイヤレスヘッドホンです。
ごきげんポイント
広域の音が楽しめるので、音質にこだわる方にはぜひ試していただきたい逸品です。価格は2万円強です。アーティストの加工されていない生の声や音を聴きたい人におすすめです。
商品の詳細情報
BOSE
QuietComfort45 headphones
専門家が選ぶおすすめポイント
ノイズキャンセリング機能を搭載!周りの騒音も気にならない
ノイズキャンセリング機能を搭載した密閉型ワイヤレスヘッドホンです。密閉型かつノイズキャンセリング機能付きのため、雑音を減らして音楽に集中できます。特に、外出先や野外でワイヤレスヘッドホンを使いたい方におすすめです。密閉型ですが、圧迫感が少なくフィット感に定評があります。フィット感重視の方にも、ぜひ試していただきたい一台です。
ハイスペックながらコンパクト、クイックチャージにも対応
専用キャリーケースのサイズは縦21.1cm、横14.5cm、厚さ5.1cmとコンパクトです。ハイスペックながらコンパクトにもち運びができるため、カバンの中でも場所を取りません。クイックチャージに対応し、15分の充電で約3時間使用できます。携帯性と機動性の両方を重視する方にも、ご満足いただけるでしょう。
ごきげんポイント
価格は2万円強と中間価格のワイヤレスヘッドホンです。音質や機能へのこだわりを知ると、この価格も納得です。ロック好きにはぴったりのヘッドホンです。
商品の詳細情報
SONY
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM5
専門家が選ぶおすすめポイント
高音質かつノイズキャンセリングで快適な音楽ライフを
SONYのWH-1000XM5は、ソニー独自開発の技術で高音質を実現しています。低音から高音まで再現性が高く、自然で伸びのある音質を堪能できます。
また、音質だけではなくノイズキャンセリング機能も優秀です。8個のマイクが搭載され、雑音を低減します。さらに、使う人の装着状態や環境に合わせて、自動でノイズ調整する機能も搭載されています。音楽に没頭したい方や、作業に集中したい方におすすめです。
タッチセンサーで楽々操作!会話もストレスフリー
ヘッドホンのハウジング部分(耳にあてる部分の外側)にタッチセンサーを搭載し、撫でるだけで操作できます。音楽だけではなく、電話の受話・終話、音声アシスタントもタッチセンサーで操作できるため、スマホを取り出す必要はありません。
また、声を発すると音楽が一時停止し、外音取り込みに切り替わります。家族との会話や店員さんと話す際の着脱が不要のため、着けっぱなしで過ごしたい方におすすめです。
ごきげんポイント
とてもシンプルで洗練されたデザインに惹かれます。音楽だけでなく、仕事でも快適に使える商品を探している人にはぴったり。臨場感のある音を重視するならおすすめ。
商品の詳細情報
SENNHEISER
MOMENTUM4 wireless
専門家が選ぶおすすめポイント
自社開発の圧倒のオーディオ技術
SENNHEISERのMOMENTUM4 wirelessは、歪みを抑えながら低音から高音まで表現します。サウンドがユーザーの耳にダイレクトに届くよう設計され、特に高域が得意なワイヤレスヘッドホンです。鮮やかで躍動感のある高音質を求める方におすすめです。
さらにノイズキャンセリング機能も搭載し、周囲の騒音に合わせて自動で調整します。雑音を抑えながら、高音質を楽しむことができます。
タッチセンサー式で直感的に操作できる
スマートポーズ&オートオン・オフ機能を搭載し、ヘッドホンを持てば自動で電源が入ります。収納ケースに戻すと自動で電源がオフになり、15分使用を停止すると自動オフになる優れものです。ヘッドホンを外すと自動で音楽が停止し、装着すると再開するため音楽の再生も快適です。
タッチセンサー式により、誰でも直感的に操作できます。最大60時間の連続再生可能なロングバッテリー仕様なところも要注目です。
ごきげんポイント
高級ワイヤレスヘッドホンです。音響メーカーがつくった作品だけに、音へのこだわりを感じます。高音質、解像度の高い音を聴きたい人におすすめ。
商品の詳細情報
Apple
AirPods Max
専門家が選ぶおすすめポイント
洗練されたシンプルなデザイン
AppleのAirpods MaxはAppleらしい無駄をなくしたシンプルなデザインで、年代を問わず支持されています。長時間着用しても蒸れにくいイヤークッションを採用しているため、装着感のよいワイヤレスヘッドホンを探している方におすすめです。
ノイズキャンセリング機能を搭載していますが、外音取り込みにも対応しています。ヘッドホンを着けた状態でも、電車内のアナウンスや車の音をしっかりと聴きとれます。
専用ケースでバッテリーの消耗を抑え、ライトニングで充電可能
専用のケースに入れると超低電力状態になり、バッテリーの消費を抑えることができます。ライトニングケーブルでの充電に対応しているため、iPhoneユーザーで充電ケーブルをライトニングでまとめたい方にとって、大変便利な仕様です。
ごきげんポイント
ノイズをキャンセルしながら、周囲の音を取り込む機能も付いているのはすごいですね!Appleの洗練されたデザインも人目を引きます。今回紹介している商品の中で一番高価で8万円台です。バランスの取れたヘッドホンなので、多くの方のニーズに合いそうです。
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
ワイヤレスヘッドホンの選び方とおすすめの商品を紹介しました。この記事が、ワイヤレスヘッドホン選びのお役に立てれば幸いです。ワイヤレスイヤホンを1度手にすると、今までよりもきっと快適に楽しく過ごせることでしょう。ぜひ、あなたに合うヘッドホンを見つけて、音楽のある楽しく快適な生活を送ってくださいね。
本記事を担当した編集者より
1万円未満の手に取りやすいモデルから8万円以上する高級ワイヤレスヘッドホンまで紹介しました。初心者からプロユースまで幅広い商品を紹介しているので、ご自身の予算とニーズに合った商品選びの参考にしてください。
本記事を担当した企画者より
私が特に気にするのは使用デバイスとの相性の良さです。どれだけスピーディに接続できるのか、をとても重視しています。
今はApple AirPodsを使っていますが、Apple製品なら自動で接続されるのが最大の強み。他のデバイスを触るとそちらに自動的に接続が引き継がれるので、切り替えのストレスもなし。使い心地の良さに毎回感動しています。そのため、もし次に狙うなら高額ではありますがApple AirPods Maxが本命です。
本記事の担当した責任者より
私は自宅での仕事中のMTGや音楽を聞く用にATH-M20x(外部サイトへ飛びます)を愛用しています。コロナ禍以降リモートワーク中心になった頃から、通常の耳の中に入れるタイプのイヤホンを長時間使っていると耳が痛くなったことがあり、それ依頼、耳に負担もかからないヘッドホンタイプを家では使っています。
廉価版のモデルのため3時間程度しか持たないのですが、音質はばっちり。さすがオーディオテクニカさん。という感じです。
ただ、出張や外出先で長時間使い倒す!という場合には、北野さんにご紹介いただいた、最大60時間のSENNHEISERや、最大57時間のJBLのTune 520BTの方がおすすめだと思います!