空気を循環させて、温度ムラをなくしてくれるサーキュレーター。暑い時も寒い時も役にたつので、一年中引っぱりだこの商品ですよね。一家に1台は持っておきたい商品でもありますが、家電は特に同じ役割でも種類がたくさんあり、商品選びが難しいという声も聞こえます。
そこで今回は、意外と分かっていない方が多い「サーキュレーターと扇風機の違い」から、自分に合ったサーキュレーターの選び方を家電のプロが解説します。最後には、おすすめのサーキュレーターを10商品紹介します。ぜひ自分にぴったりのサーキュレーターを選んで、快適な空間をつくりましょう。
更新情報
・記事タイトル「サーキュレーターのおすすめ10商品|プロが厳選!省エネ・衣類乾燥も」を公開しました。:2024年3月25日(月)
・よりわかりやすく伝えるために、図解を制作し挿入しました。:2024年4月18日(木)
サーキュレーターと扇風機の違い
そもそもですが、サーキュレーターと扇風機の違いはお分かりでしょうか。羽を回して空気を出しているから、似たようなものでしょ?と思っている方もいらっしゃるかと思います。似ているようですが、実は用途はまったく異なります。
結論からお伝えすると、サーキュレーターは「空気を循環させるもの」で、扇風機は「涼を取るもの」です。
サーキュレーターは、人に風を当てることを目的とせず、室内の空気を循環させて温度ムラを解消することを目的としています。遠くに風を飛ばすために、ファンは小さくして回転は速いですが、音は扇風機に比べて大きいです。直線的に強い風を遠くまで送るような運転をします。
それに比べて扇風機は、人に風を当てて涼を取ることを目的としています。サーキュレーターとは違い、広範囲に穏やかな風を人に向けて届けるため、ファンが大きく回転数は遅くなっています。比較的、音は静かです。風の届く距離はサーキュレーターと比べると短いですが、広範囲に柔らかい風を届けるような運転をします。
電気代については機種によるので、どちらが安いといったことはありません。電気代が気になる方は、その商品の消費電力を確認しましょう。電気代は「消費電力(W)÷1,000×1日の使用時間×1kwh当たりの電力量料金」で計算できます。
消費電力は、その商品のカタログやホームページに載っています。後述しますが、搭載されているモーターによっても電気代に差が出ますので、どんなモーターが搭載されているかも合わせて確認しましょう。
サーキュレーターは空気を循環させるもので、扇風機は人に風を当てて涼しくするもの、という違いが分かっていると、自分の求める用途に合わせて良い商品を探せそうですね。
サーキュレーターの選び方
サーキュレーターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」を紹介します。
1.適用畳数
まず、適用畳数です。使いたい部屋の広さによって、『必要な』風量が変わります。安いからといって、広い部屋に対し適用畳数の小さいサーキュレーターを買ってしまうと、かえって空気を循環させるのに時間がかかり、電気代がかかってしまいます。
2.モーター
次に、搭載されているモーターを確認します。一般的に、ACモーター搭載モデルとDCモーター搭載モデルがあります。
ACモーター搭載モデルは、本体価格が安いものが多いです。ただその分、細かな風量調整ができなかったり、運転音が若干大きくなったりします。そして、消費電力も高い傾向があります。
それに対してDCモーター搭載モデルは、ACモーター搭載モデルと比べると本体の値段は上がりますが、細かな風量調整が得意です。運転音も小さくなります。消費電力も抑えられるので、電気代はACモーター搭載モデルよりも抑えることができます。
3.静音性
先程のモーターの延長線上にあるのが、静音性です。ACモーター搭載モデルよりも、DCモーター搭載モデルの方が動作音が小さい傾向があります。しかしDCモーター搭載モデルでも、静音性は商品によって違います。
そもそも扇風機よりもサーキュレーターの方が動作音が大きいので、夜寝る時に音がうるさくて眠れないということがないように、静音性も重視することをおすすめします。
音に関しては、カタログに「騒音値(db)」で記載されています。一般的に、40db以下であれば会話に支障をきたさない程の大きさです。また、静音モードを搭載しているモデルもあるので、静音重視の方はそこも確認しましょう。
4.首振りのタイプ
サーキュレーターは、首振りが「上下だけ」「左右だけ」「上下左右」といったように、商品によってできるものとできないものがあります。上下左右首振りできるタイプの方が、広範囲の空気を循環させることが得意です。そもそも、首振りは手動なのか、自動でやってくれるのかといった違いもあります。
5.お手入れ方法
サーキュレーターは扇風機に比べ、風力が強い分ホコリが溜まりやすいです。商品によっては、分解掃除しやすいものやファンやカバーを水洗いできるものなどがあります。きれいな空気を循環させるためにも、お手入れしやすいものをおすすめします。
買う時には本体の価格にばかりに目がいってしまいがちですが、継続使用した時の電気代や、使いやすいかどうか、も考えてお気に入りの商品を見つけたいですね。
サーキュレーターのおすすめ10商品
ここからは家電アドバイザーである筆者がおすすめのサーキュレーターの10商品を紹介します。おうち時間がもっとごきげんに過ごせそうな商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事で紹介する商品一覧
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
PCF-MKM15-W
専門家が選ぶおすすめポイント
コストパフォーマンスに優れた商品
アイリスオーヤマのPCF-MKM15-Wは、適用畳数は8畳用でACモーターを搭載。その分、本体価格がお手頃です。お求めやすいお値段ですが、首振りは左右(約65°)は自動、上下(下約22.5°〜上約90°)も手動で動かすことができます。また、風は約13mとワイドに届きます(※50hzの場合。東日本は50Hz、西日本は60Hz)。
お手入れに関しても、全面カバーがはずせるので羽を拭くことができます。ACモーター搭載ですが、静音モードの場合は50Hz時が28.2db、60Hz時が20.9dbと静かです。
見た目も可愛く、インテリアとしてもGood
適用畳数が8畳用のため、一人暮らしの方や寝室、子ども部屋用で使われることがあります。こちらの商品は、他にもグレー、ピンク、ブラック、ホワイトと4色の展開があります。マカロン型で色もマットで、見た目がとっても可愛いです。インテリアとしても楽しみたいという方にはぴったりの商品です。
ごきげんポイント
コスパ、見た目の可愛さ、色展開の多さから、部屋ごとに複数台持っておきたくなりますね。
商品の基本情報
小型ながら高い風量を誇ります。H型サーキュレーターよりもデザイン性・質感が向上し、丸いフォルムでコンパクトで圧迫感がありません。ガードのすきまが狭くなり、指の侵入を防ぎ安全性が向上。自動で左右に首を振る機能や手動での縦方向の角度調整が可能で、多彩な風向き調整ができます。エアコンと組み合わせて使え、一年中活躍。空気の循環だけでなく、洗濯物の乾燥や換気、他室への空気送りも可能です。
商品の詳細情報
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
PCF-CT152-W
専門家が選ぶおすすめポイント
リモコン、切タイマーもついて利便性アップ!使いやすいコンパクトタイプ
アイリスオーヤマのPCF-CT152-Wは、リモコンや切タイマーが搭載されたタイプです。適用畳数は8畳用でACモーターを搭載しています。
首振りも上下左右が自動になり、より使いやすくなっています。左右は約90°、上下は約75°です。ランダムに風を送る3Dランダム送風が特徴で、立体的に風を送ることができます。風が届く距離も、約14mとパワフルです。前面カバーがはずせるのでお手入れも簡単です。ACモーター搭載ですが、静音モードの場合は35dbと深夜の住宅街よりも静かです。
嬉しい衣類乾燥モード付き!
サーキュレーターとしての機能はもちろん、PCF-CT152-Wには「衣類乾燥モード」が搭載されています。本体・リモコン、どちらからでも設定可能。あらゆる角度から風を洗濯物に当てて、乾燥スピードを上げてくれる優れものです。室内の空気を循環させる以外にも使えるので、梅雨で洗濯物が乾きにくい時期にも役立ってくれそうです。
ごきげんポイント
立体的な送風が送れて、静音モード、衣類乾燥モードなど多機能。1台でマルチに活用できるサーキュレーターを探している人には良さそうですね。カバーがはずせてお手入れが楽なのも嬉しいポイント。
商品の基本情報
多機能なサーキュレーター。上下左右首振りでスピード換気ができ、エアコンと併用で一年中使えます。衣類乾燥モードや3Dランダム送風機能も搭載。部屋干しや空気循環に最適で、高い所にあってもリモコンでラクに操作可能。前面のカバーが外せるので、手入れが簡単です。
商品の詳細情報
ドウシシャ(DOSHISHA)
FCX-140D
専門家が選ぶおすすめポイント
キレイを保てる「サーキレイター」
ドウシシャ FCX-140Dは、商品名を敢えて「サーキレイター」と名乗っているとおり、きれいを保ちやすい商品です。というのも、ドライバーを使わずに手で分解作業ができ、中のパーツを水洗いできる優れものなのです。
「1年中使うものだから清潔に保ちたい」という方にはぴったりの商品です。8畳用でACモーターを搭載しています。リモコンも付属しており、タイマーは入・切どちらも対応なので使いやすいです。首振りの上下は手動ですが、左右は自動です。静音モードも搭載しています。
アロマも楽しめ、くつろぎ空間もバッチリ演出
こちらの商品はお手入れが楽なだけではなく、なんとアロマオイル対応で良い匂いを一緒に楽しめるという商品です。
前ガードをはずすとフェルトが入っているので、そこに好きなアロマオイルやエッセンシャルオイルを垂らし、風を循環させながらお部屋に良い匂いを充満させることができます。
フレグランス効果もあるので、プレゼントにもおすすめの商品です。色の種類も、ピュアホワイト、ライトグレー、オリーブと大人っぽい落ち着いた色から選べます。
ごきげんポイント
分解して洗えるので、キレイ好きの人にはおすすめです。アロマの香りを部屋中に届けることができるので、湿度や気温、その日の気分によって香りで気分転換ができそうですね。
商品の基本情報
羽根から後ガードまで工具不要で分解可能で、お手入れ簡単。常に清潔な空気を提供します。ターボ機能やアロマ機能も搭載し、最大16畳まで広範囲に対応。お手入れ中に羽根が回らない安全設計が備わっています。
商品の詳細情報
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
PCF-BD15T
専門家が選ぶおすすめポイント
DCモーター搭載!電気代を抑えられ、見た目も妥協なし
アイリスオーヤマ PCF-BD15Tは、DCモーター搭載の16畳用サーキュレーター。制御性に優れたDCモーター搭載なので、電気代が抑えられる嬉しい商品です。従来のACモーター搭載商品と比べて、約47.3%も電気代がカットされています。風の微調整も可能で、微風から強力送風まで5段階で設定が可能です。前面カバーの取りはずしができるので、お手入れは簡単です。
特許取得済のハイパワー送風搭載
こちらの商品は、特許を取得した「特殊形状スパイラルグリル」が搭載された商品です。空気の流れをコントロールし、より直進性の高い気流をつくり出すことができます。風の到達距離は17mで、より遠くまで風を飛ばすこともできます。
実用性が高いですがデザイン性にも富んでおり、暮らしになじむ落ち着いた色です。カラバリは、ホワイト、フォギーピンク、ライトネイビーの3色から選べます。
ごきげんポイント
電気代節約のエコロジー性、機能性、実用性、デザイン性など、とにかく妥協したくない!という人にはおすすめの商品です。
商品の基本情報
コンパクトかつパワフルなサーキュレーター。エアコンと併用で冷暖房、換気対策に最適。省エネ&静音で、リズムや強制攪拌機能、5段階風量、3Dランダム送風、リモコンなど機能充実。切タイマーも搭載しています。暖かい空気を足元に、涼しい冷気を全体に送り、空気循環から部屋干しまで1年中活躍。
商品の詳細情報
ボルネード
533DC-JP
専門家が選ぶおすすめポイント
無段階調整で、お部屋に合った風力調整ができる!
ボルネード 533DC-JPは、DCモーター搭載の16畳用です。DCモーターは、風の微調整が可能な点が特徴ですが、533DC-JPの風の調整は、ダイヤルで細かく調整することができる優れものです。「強」だと強過ぎる、「弱」だと弱過ぎると悩まず好みの風量で使えます。そして、DCモーター搭載なので電気代の節約におすすめです。
ACモーター搭載商品と比べて、約80%も電気代が削減可能。まさに、企業努力の賜物です。お手入れの際は、カバー裏をはずしてカバーやプロペラ自体は丸洗いができます。性能重視の方には、おすすめの商品です。
10年保証付き
533DC-JPは、5年の保証が付きますが、ボルネードの公式HPから製品登録をするとモーター部分が10年保証になります。サーキュレーターのように、長時間使う商品にこのような保証が付いていると長く使えそうで嬉しいですね。
実は、ボルネードは、1940年代にジェットエンジンの空気力学を応用して世界で初めてサーキュレーターを開発したメーカーです。45畳用の大きい畳数に対応したサーキュレーターも製造するなど、新商品の開発にも努めています。電気代を抑えたり、環境に優しいモノづくりを心がけているメーカーで、そのような面でも頼もしい商品です。
ごきげんポイント
微妙な風量の調整ができるので、お子さん用、ペット用、大人用、衣類乾燥用など、使う人やシチュエーションによって使い分けできそうですね。
商品の基本情報
「エナジースマート」はボルネードのDCモーター搭載モデル総称。ボルネードの性能を向上し、消費電力も削減しました。風量調節は簡単で、強弱の違和感なし。静寂モードは使用中に存在を忘れるほど。DCモーターの魅力が際立つ。アダプター不要で持ち運びも楽々です。
商品の詳細情報
ドウシシャ(DOSHISHA)
FCX-180D
専門家が選ぶおすすめポイント
キレイを保てる「サーキレイター」に、DCモーターが搭載!
8畳用でも紹介しましたが、ドウシシャの商品は手で分解できてパーツを水洗いすることができるのが特徴です。16畳用にはDCモーターが搭載されているので、電気代を抑えながら使うことができます。
ACモーターのサーキュレーターよりも静音性が高く、良いことづくめです。風の調整はダイヤルでできるので、細かい調整ができます。首振りももちろん、左右上下自動です。機能性とお手入れの楽さの両立がとれているものが欲しいという方に、おすすめできる商品です。
アロマも楽しめる「サーキレイター」
8畳用と同じく、こちらの商品でもアロマを楽しむことができます。前ガードをはずすとフェルトが入っているので、そこに好きなアロマオイルやエッセンシャルオイルを垂らすと、香りを部屋中に充満させることができます。色の種類も8畳用と変わらず、ピュアホワイト、ライトグレー、オリーブ。大人っぽい落ち着いた色があるので、インテリアとしてもおすすめです
ごきげんポイント
先に紹介したACモーター搭載のFCX-140Dと比べると、電気代の節約や静音性が高いのが特徴。
商品の基本情報
ドライバー不要、手で簡単に分解可能なサーキュレーター。ファンを細かく分解でき、しっかり掃除ができます。本体とリモコン以外は水洗いOK。上下左右に首振りでき、パワフルな送風で空気を循環。ON/OFFタイマー(1・2・4・8時間)や9段階の風量切り替えが可能。リモコンも付属。
商品の詳細情報
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
PCF-SDS15T-W
専門家が選ぶおすすめポイント
静音にこだわりつくられた、DCモーター搭載モデル!
アイリスオーヤマ CF-SDS15T-Wは、DCモーター搭載の20畳用です。20畳の空間の空気を循環させるとなると、パワーが必要になりDCモーターでも音は大きくなりがちです。
しかしこちらの商品は、パワーに妥協せず静音にこだわってつくられた商品です。風量が8段階に分かれていますが、5段階目まではなんと音を35dbに抑えられた商品。ちなみに40db相当で図書館や夜の住宅街の静かさと言われているので、それよりも静かに空気を循環することができるということになります。
機能性も十分のオールラウンダー
静音を売りにしているこちらのモデルですが、他の基本機能も魅力的。50Hzで風量を8にした時の、風の到達距離は25mまでと言われている程パワフルで、省エネ仕様になっています。首振りは上下左右自動で、切タイマー、リモコンなどもついていて使いやすいです。地味に嬉しいのが、操作部にあるランプの明るさが調整できるため、就寝時などには少し落として使うこともできます。
ごきげんポイント
パワーと静かさにこだわった商品なので、広い部屋での空気の循環や、就寝時に使うのによさそうですね。
商品の基本情報
艶消しマットのホワイトでシックでナチュラルなデザインのサーキュレーター。驚きの静音性(35dB以下)、到達距離25mのスパイラル気流、3Dランダム送風でお部屋の空気を隅々までかくはん。省エネ設計のDCモーター搭載で1年中使用可能。風量8段階やリズム機能、切タイマー、上下左右首振り、明るさ調節など便利な機能が満載。リモコンも付属し、どこからでも操作可能。
商品の詳細情報
MYCARBON
FS05
専門家が選ぶおすすめポイント
タッチパネルで見た目もウッド調の、近代的サーキュレーター
MYCARBON FS05は、タッチパネル搭載で、木目を取り入れたインテリアライクなサーキュレーターです。
20畳用のDCモーター搭載モデルで、お値段もお手頃価格です。さらに、温度センサーも搭載されているので、タッチパネル部分に室温を表示することもできます。静音性は、8段階のうちの1にするとその騒音は22dbです。ネジを1つはずすと、お手入れもできるようになっています。
3つの送風モードで、シーンに合わせた使い方が可能!
こちらの商品には「通常モード」に加え「睡眠モード」「ECOモード」の合計3つの送風モードが搭載されています。
「睡眠モード」にすると、首振りの音すら気にならない程の運転に。リモコンの操作音も消すことができますので、小さなお子様がいる方にも嬉しい機能です。
「ECOモード」では、環境温度を感知して自動的に風量を調整してくれるので、電気代を抑えることができます。
ごきげんポイント
木目を取り入れたサーキュレーターは珍しいですね。温度を感知して自動で風量を調整してくれるなど、高機能な所が魅力。
商品の基本情報
2023年最新版のDCモーターサーキュレーター。風量は最大28.62 m³/minで、空気を素早くかくはん。DCモーター採用で静音性と省エネが備わり、最小22 dBの動作音。8段階の風量切り替え、睡眠モード、ECOモードなど3つの送風モードあり。3D立体首振り、リモコン、室温表示機能も搭載。オールシーズン活躍OKで、換気や部屋干しにも最適。
商品の詳細情報
cado
STREAM 1800F
専門家が選ぶおすすめポイント
オゾンエアテクノロジーで、除菌も消臭も!
cado STREAM 1800Fは、DCモーター搭載で、1台で32畳もの広さに対応した商品です。オゾンエアテクノロジーと言う独自の技術を取り入れた商品で、除菌と消臭もできるという優れものです。
5時間で99.99%の除菌ができ、30分でさまざまな臭いを90%消臭してくれます。衣類の消臭乾燥にも対応し、部屋干し臭などを抑えながら乾燥時間を短くすることができます。サーキュレーターの基本機能だけでは物足りないという方には、特におすすめの商品です。
デザイン性、使い勝手、機能性などバランスの良い商品
cadoはおしゃれなデザイン性が特徴です。TREAM 1800Fはそれに加えて除菌や消臭のプラスの価値をもちつつ、18mの風力を生み出し32畳まで対応しています。さらに弱にした際の音が21dbと静かであることも特徴です。ワンタッチで、ファンやフィルターを取りはずすことができるので、お手入れも簡単。欲しい機能が入っている、バランスの良い商品です。
ごきげんポイント
除菌、消臭ができるなんて、梅雨の時期の洗濯物の部屋干しには良さそうですね。おしゃれなデザインと静音性の高さもポイント。
商品の基本情報
カドーのサーキュレーターは、独自の除菌性能を備え、空気循環と同時に空間除菌を行います。DCモーターの搭載により、細かな回転数制御、静音性、省エネが実現。コンパクトながら32畳の広さに確実に送風。「ゆらぎ風モード」があり、長時間の利用でも体への負担が少なく、サーキュレーターとしてだけでなく扇風機としても快適な風を提供します。
商品の詳細情報
バルミューダ
EGF-3400-WK
専門家が選ぶおすすめポイント
省エネかつ効率の良い運転を実現
バルミューダ EGF-3400-WKは、DCモーター搭載の30畳用です。
バルミューダ独自のグリーンファンテクノロジーが搭載された商品で、1枚の羽から2種類の速度の風を送り出し、風の方向を変えるというものです。しっかり空気を循環させたい場合に便利ですね。
また、少ない回転数で大風量を遠くまで送り出せるため、消費電力は8時間使用でもなんと驚きの0.6円です(電気料金は1kWh当たり27円で計算)。お手入れに関しても、裏の操作レバーで簡単に取りはずしができ、ファンとファンガードは水洗いができるので清潔を保つことができます。
温度差解消するまで、圧倒的スピード
先程説明した技術は、温度差を解消するスピードも速くします。わずか1分程で、温度差を均一化できる程のスピードです。そのため、衣類を乾かす際にも役立ちます。さらに30畳対応のため、広い部屋に1台置くと、ドアを開けた先の部屋の空気も循環させることができます。
エアコンが部屋ごとに設置されていて、サーキュレーターも複数台と考えている方には、これ1台に頼ることもできそうです。
ごきげんポイント
省エネなのにパワフル!温度差を素早く解消できます。広い部屋や、部屋の配置によっては1台で複数の部屋の空気の循環にも使えそうです。
商品の基本情報
圧倒的な大風量と強力な送風力で、部屋の空気を効果的に循環させるサーキュレーター。エアコンの電気代を最大20%削減し、部屋干しの乾燥速度も最大3倍に向上。独自の二重構造の羽根と直進性を高めるファンガード形状により、15m先まで力強い風を送ります。30畳の広さでも十分です。
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
サーキュレーターと扇風機の違いから、サーキュレーターの選び方とおすすめ商品を紹介しました。
この記事を読む前と比べて、少しでもサーキュレーターについて理解が深まっていたら幸いです。サーキュレーターに限らず、家電は特に調べないと分からないことが多い商品だと思います。
ぜひ購入前に、重視するポイントなどを決めて、ご購入いただければと思います。あなたにとってぴったりのサーキュレーターを見つけ、快適な空間になりますように。
本記事を担当した編集者より
電気代節約、風量、パワー、音、デザイン、香り、除菌など、サーキュレーター1つでこんなにも選ぶポイントがあったのかと驚きました。使う人や状況、目的を考えてから、どんな機能が必要か、予算、買った後の維持費(電気代、壊れた時の保証)など、しっかり計画しておくと、賢く買い物ができそうですね!
本記事を担当した企画者より
今回ご紹介した「アイリスオーヤマのPCF-BD15T」ですが、実は私も愛用しています。コンパクトサイズながら風量にパワーがあり、しっかりと空気を循環させてくれる優れモノ。おうち焼肉の時の空気の入れ替えや、エアコンの冷暖房と併用して、年中大活躍しています。一度使うと手放せないアイテムです。ぜひみなさんもサーキュレーターで快適ライフを手に入れてみてください。
本記事の担当した責任者より
そもそもサーキュレーターと扇風機の違いを初めて知りました。今までリビングは扇風機を長年使用していましたが、扇風機を回しているのにどうも湿気が多いなと感じていたので原因がわかりスッキリしました。。。今年の夏に向けてサーキュレーターの購入を私も検討していこうと思います。特に静音にはこだわりたいので、「アイリスオーヤマのPCF-SDS15T-W」をカートに保存しておこうと思います。
扇風機のおすすめもご紹介しておりますので、よかったらご覧ください!