「プロテインシェイカーを購入したいけれど、たくさんあり過ぎて何を基準に選べばよいか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、指導歴20年以上のパーソナルトレーナーがプロテインシェイカーを選ぶ際のポイントと、おすすめ10商品を紹介します。これを読めば、自分にピッタリのプロテインシェイカーを選ぶことができますよ。ぜひ、参考にしてくださいね。
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・「プロテインシェイカーのおすすめ10商品|プロトレーナーが選び方のポイントを解説#プロテインシェイカー」を公開しました。:2024年9月27日(金)
プロテインシェイカーの必要性とは?
プロテインシェイカーとは、プロテインと水分を混ぜ合わせるために用いる容器のことです。
プロテインシェイカーを使わなくても、コップでプロテインをつくることはできます。しかし、コップではしっかり混ぜたつもりでも、プロテインがダマになって溶け残ってしまったり、かき混ぜる際にこぼしてしまったりすることもあります。
また、プロテインはトレーニング直後に摂りたい方もいるでしょう。そうなるとコップやガラス製の容器は、もち運びに適しません。そこで必要となるのが、プロテインシェイカーです。
プロテインシェイカーを使えばプロテインをダマなくしっかり溶かすことができる上、蓋つきのプラスチック製のものが多いためもち運びにも便利です。
私もプロテインは日常的に飲んでいます。以前はコップを使っていましたが、シェイカーに変えたことで、混ざりにくさや飲みにくいストレスが減りました。
プロテインシェイカーのQ&A
プロテインシェイカーを選ぶ前に、気になる疑問を解決しておきましょう。
Q.1 お手入れ方法は?
プロテインを飲み終えたら、できるだけ早くプロテインシェイカーを食器用洗剤をつけたスポンジで洗いましょう。広口タイプのプロテインシェイカーなら、底にもスポンジが届きやすく洗い残しを防ぐことができます。
Q.2 食洗機で洗えますか?
プロテインシェイカーの多くが、手洗いを推奨しています。しかし、なかには食洗機に対応したプロテインシェイカーもあります。プロテインシェイカーを選ぶ際には、素材やお手入れ方法をしっかりと確認しましょう。
Q.3 シェイカーにプロテインを入れたまま電子レンジであたためられますか?
基本的に、電子レンジでプロテインやプロテインシェイカーをあたためることはできません。特に、耐熱性が低いプロテインシェイカーに熱を加えると、蓋や容器が変形する恐れがあります。
また、40℃以上の牛乳やお湯を入れてシェイクすると、中身が吹き出す可能性があります。熱に対する特記事項がない一般的なプロテインシェイカーは、常温以下で使用しましょう。
プロテインは毎日飲む方も多いので、手入れのしやすさや取り扱い方法を事前に確認するのが大切ですね。
プロテインシェイカーの選び方
プロテインシェイカーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
1.洗浄のしやすさ
プロテインシェイカーの衛生を保つために、洗いやすく汚れが溜まりづらいものを選択しましょう。底までしっかり洗える広口タイプや、凸凹が少ないシンプルな形状がおすすめです。
2.密閉性
プロテインをシェイクした際に中身が吹きこぼれることがないように、密閉性もチェックしておきましょう。購入前にフタがしっかり閉まるか確認しておくと、心地よく使用できます。密閉性を重視するなら、フタを閉めるとカチッとロック音がするタイプを選ぶとよいでしょう。
3.溶けやすさ
プロテインを美味しく飲むには「溶けやすさ」も重要です。プロテインをしっかり溶かして飲みたい場合は、シェイカーボール付きのプロテインシェイカーを選択しましょう。
4.持ちやすさ
プロテインをシェイクして飲む際、重要となるのが「もちやすさ」です。可能なら実際に手にもって、持ちやすさをチェックしましょう。手の小さな方には、手のひらに当たる部分が細くなっているタイプがおすすめです。
5.容量
プロテインシェイカーの容量は、1回分よりもやや大きめのものを選びましょう。たとえば、プロテインパウダー1回分の摂取量の目安である20〜30gの場合、必要な水分量は200〜300mlです。その1.5倍となる300〜450mlの容量があれば、容器内に余裕ができてシェイクしやすくなります。
プロテインシェイカーはそれほど高価なものではないですが、何となく購入してしまうと後々使いにくさを感じることがあります。目的や使う場面を明確にして選ぶとよさそうですね。
プロテインシェイカーのおすすめ10商品
ここからはパーソナルトレーナーである筆者が、おすすめのプロテインシェイカー10商品を紹介します。毎日がもっとごきげんになりそうな商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ハルクファクター
プロテインシェイカー
専門家が選ぶおすすめポイント
カチッと閉まるフタで密閉性が高い
プロテインシェイカーをシェイクする際は、フタがしっかり閉まっているかどうか不安になりますよね。ハルクファクターのプロテインシェイカーは、シェイク中に中身が吹きこぼれたり、液漏れしたりしないようにカチッと閉まるフタを採用しています。
また、広口タイプで底までしっかり洗うことができるので、衛生を保てます。
手にフィットして持ちやすい
もち手の部分のくびれた形状により、しっかり握ってシェイクできます。手が小さい方や、握力が弱い方にも使いやすいでしょう。高い密閉性・広口仕様・くびれ形状と三拍子揃っているので、初めてプロテインシェイカーを購入する方におすすめです。
ごきげんポイント
私はシェイクする前にフタがしっかり閉まっているか何度も確認したくなってしまうので「カチッ」と音がなってくれるのは安心です。手にフィットする形も嬉しいポイント。
商品の詳細情報
明治 ザバス
プロテインシェイカー 500ml
専門家が選ぶおすすめポイント
口が広くて洗いやすい
ザバスプロテインシェイカーは奥まで手が届く広口仕様で、プロテインが残りやすい底までしっかり洗えます。蓋と容器のシンプルな形状で、蓋の付け外しも楽です。プロテインシェイカーを頻繁に利用する方も、洗浄の手間を軽減しながら衛生的に使用できます。
中央に凹みがあり持ちやすい
中央部がなだらかに細くなった、手のフィット感を重視した形状です。シェイク中に手が滑りにくく、ストレスフリーに使用できます。50ml単位のメモリ付きで、水分量を簡単に計量できるのも嬉しいポイント。500mlの十分な容量で、必要なプロテインを手軽につくれます。
ごきげんポイント
プロテインで有名なザバスのプロテインシェイカーです。シンプルで使い勝手のよいシェイカーを探している方なら間違いなさそう。
商品の詳細情報
明治 ザバス
コンパクトプロテインシェイカー 350ml
専門家が選ぶおすすめポイント
人間工学に基づいたフィット感
プロテインをシェイクして飲む際、もち手が太いと手の小さな方には持ちにくいものです。ザバスコンパクトプロテインシェイカーは人間工学に基づいた形状により、容器がしっかりと手にフィットします。手が小さい方でもシェイクしやすいことはもちろん、蓋の開け閉めも楽に行えます。
手頃な価格設定により、お試し感覚で導入できるのも嬉しいポイントです。これまでのプロテインシェイカーに使いにくさを感じているなら、1度使ってみる価値はあるでしょう。
コンパクトサイズでもち運びしやすい
内容量350mlとコンパクトで、少量のプロテインづくりに便利です。バッグに入れてもかさばらないサイズ感により、もち運びしやすい点も魅力です。使い勝手のよい少量タイプのプロテインシェイカーを探している方や、できるだけ荷物を少なくしたい方におすすめです。
ごきげんポイント
350mlのコンパクトなシェイカーです。手が小さい方でも、容器が手にフィットするので、シェイクをする時や持ち運びにも便利。
商品の詳細情報
グロング
GronG プロテインシェイカー600ml
専門家が選ぶおすすめポイント
カチッと閉まるフタで液漏れしにくい
GronG プロテインシェイカーは、水筒のような飲みやすい形状の飲み口が採用されています。プロテインをこぼさず飲むことができるため、ジムや屋外などの人目が多い場所でも気兼ねなく使用できます。飲み口の蓋はカチッとロック音がする設計で、シェイク中に液漏れする心配もありません。
飲みやすい飲み口でトレーニング中の水分補給にも◎
600mlの大容量によりプロテインシェイカーとしてはもちろん、トレーニング中の水分補給用ボトルとしても活用できます。飲み口の蓋は好みの角度で固定できるため、中身を飲んでいる途中で蓋が鼻に当たるストレスもありません。飲みやすさを重視する方や、水筒としても使用できるプロテインシェイカーを探している方におすすめです。
ごきげんポイント
カバンに入れて持ち運びする方には漏れにくさは重要なポイントです。ペットボトルのような小さい飲み口が好みの方にもおすすめ。
商品の詳細情報
ビーレジェンド
ダンベルシェイカー
専門家が選ぶおすすめポイント
底までしっかり洗える広口仕様
口が広く丸底のため、手の大きな方でもボトル内にスポンジを入れて底までしっかり洗うことができます。汚れが溜まりやすいフタの裏側も極限まで溝をなくし、洗いやすさを追求しています。清潔に使い続けたい方に、おすすめのプロテインシェイカーです。
軽いシェイクでしっかり撹拌できる
液体の動きに着目し、幅広のボディと丸底を採用しています。プロテインが底に溜まりにくく、軽い力で満遍なくシェイクできます。プロテインが溶け残ったり、ダマになったりしにくいため、滑らかな飲み心地を堪能できます。
ごきげんポイント
毎日のように使うものなので、混ぜやすく洗いやすいというのは重要視したい特徴ですね!
商品の詳細情報
エランダ
シェイカーボトル
専門家が選ぶおすすめポイント
撹拌に便利なシェイカーボール付き
エランダ シェイカーボトルには、 撹拌用のステンレス製シェイカーボールが付属されています。シェイカーボールを入れてシェイクすると、短時間でプロテインパウダーをしっかり溶かすことができます。プロテインの溶け残りが気になっている方の助けとなる、充実のセット内容です。
飽きることなく使えるシンプルなデザイン
ホワイトの蓋に、クリアボトルのシンプルなデザイン性も魅力的です。トレーニングに必要な小物類は、できるだけモノトーンでまとめたい方にピッタリのプロテインシェイカー。握りやすいシェイプ設計で、手が小さな方でも片手で無理なくシェイクできます。
ごきげんポイント
プロテインはよくシェイクしてもダマが残ってしまうことがありますが、ブレンダーボールが付いていると短い時間でもしっかり溶かすことができそうです。
商品の詳細情報
Futai
プロテインシェイカー
専門家が選ぶおすすめポイント
シェイカーボール付きでダマが残りにくい
付属のシェイカーボールと一緒に撹拌することで、プロテインパウダーをダマなくしっかり溶かすことができます。プロテインが溶け残りにくい丸底を採用し、使用後もサッと洗えます。特に、洗いやすさを重視する方におすすめのプロテインシェイカーです。
密閉性が高く液漏れしない
飲み口付きで、トレーニング中も心地よくプロテインを飲むことができます。飲み口にはカチッと閉まるフタを採用し、中身の吹きこぼれや液漏れを気にせずにシェイクできます。700mlの大容量で、プロテインシェイカー兼ドリンクボトルとしても活躍します。
ごきげんポイント
一番洗いにくいのは容器の底の縁で、しっかり洗浄しないと残ってしまうことがあります。底が球状であれば手入れしやすそうです。
商品の詳細情報
DNS
ハンディーシェイカープロテイン
専門家が選ぶおすすめポイント
広口&丸底で洗いやすい
ハンディーシェイカープロテインは口が広く、丸底で汚れを落としやすい形状です。底までしっかりとスポンジで洗えるため、いつも衛生的に使用できます。シンプルかつコンパクトな設計ながら、容量600mlと必要なプロテインをたっぷりつくることができます。
フタの開け閉めに便利な取っ手付き
ハンディーシェイカープロテインの蓋には、取っ手が採用されています。もち運びに便利なことはもちろん、少ない力で簡単にフタを開け閉めすることができます。使い勝手のよさに配慮した、お手頃価格のプロテインシェイカーをお求めの方におすすめです。
ごきげんポイント
フタに取っ手が付いていて、持ち運びやすく開けやすいのは高ポイント!ジムでプロテインを飲む方には特に、使い勝手がよくおすすめです。
商品の詳細情報
グロング
GronG プロテインシェイカー300ml
専門家が選ぶおすすめポイント
コンパクトサイズで持ち運びしやすい
容量300mlのコンパクトサイズなので、バッグに入れてもかさばらずもち運びしやすいプロテインシェイカーです。10ml単位のメモリ付きで計量しやすく、必要なプロテインをすぐにつくることができます。仕事帰りなどのトレーニング後に、速やかにプロテインを補給したい方におすすめです。
蓋と容器のシンプル仕様
密閉性の高いフタを採用し、シェイクしても中身が吹きこぼれたり、液漏れしたりする心配がありません。蓋と容器の2パーツ構造で、お手入れも簡単です。シンプル&コンパクトなプロテインシェイカーをお求めの方におすすめです。
ごきげんポイント
コンパクトサイズなので、ジムや外出先でプロテインを1回分作りたい時にぴったりですね。
商品の詳細情報
マイプロテイン
ミニシェイカー400ml
専門家が選ぶおすすめポイント
シェイカーボール付きで短時間で撹拌完了
付属のシェイカーボールをボトルに入れてシェイクすることで、プロテインパウダーをダマなく溶かすことができます。まるでブレンダーで撹拌したような、なめらかなプロテインが完成します。特に、プロテインシェイカーを溶かしやすさで選びたい方におすすめです。
食洗機対応でお手入れ簡単
マイプロテインシェイカーは、食洗機に対応しています。プロテインシェイカーの洗浄が面倒な方も、食洗機に入れるだけで簡単にお手入れできます。できるだけ手軽に使えるプロテインシェイカーをお探しなら、あって損はない機能性です。
ごきげんポイント
400mlで小さすぎず大きすぎないサイズは丁度よいなと思いました。溶かしやすいボールが入っているのも嬉しいですね!
商品の詳細情報
編集後記
本記事を担当した専門家より
今回は「これからプロテインシェイカーを購入する」という方に向けて、プロテインシェイカーの選び方とプロテインシェイカーのおすすめ10商品を紹介しました。使用頻度が多い場合は、手入れのしやすさをポイントに選ぶとよいでしょう。ぜひプロテインシェイカー選びの際のご参考にしてくださいね!
本記事を担当した編集者より
プロテインはシェイクしなくても飲めるものではありますが、ダマになったり溶けにくいとちょっとストレスにもなります。お気に入りのシェイカーがあると、持ち運びにも便利で飲むのも楽しくなりそうです。溶かしやすいボール付きの「マイプロテイン ミニシェイカー400ml」も気になりますが、私は手入れのしやすさや取り扱いしやすさ重視で「ザバスコンパクトプロテインシェイカー 350m」を購入して使ってみようと思います。
本記事を担当した企画者より
プロテインシェイカーを選ぶポイントがすごく勉強になりました!
ちなみに最近個人的に気になっているのがmarinessのプロテインシェイカーです。ラベンダーやピンクといった乙女心くすぐるカラーバリエーションがあるので、今度同ブランドのプロテインと一緒に購入してみたいなと思っています。